ガシャポン「HUNTER×HUNTER すわらせ隊りある3」はメルエムとピトーの2種。ファンからは「コムギは?」の声も
キャラクターを座らせた姿で立体化するバンダイのガシャポン「すわらせ隊」に、『HUNTER×HUNTER』のリアル造形版の第3弾が来る。ガチャ情報アカウントが投稿した告知が2,400いいねを超えて伸びていて、ラインナップはメルエムとネフェルピトーの全2種。キメラアント編の王と、その護衛軍の一角という組み合わせだ。
3弾目でようやくキメラアント編に入った
「すわらせ隊りある」はデフォルメ顔ではなく、原作の顔つきをそのまま縮めたリアル造形のライン。振り返ると、出てきた順番がきれいに物語の順路をなぞっている。
- すわらせ隊りある(2025年4月 第5週)ゴン、キルア
- すわらせ隊りある2(2026年2月 第2週)クラピカ、ヒソカ
- すわらせ隊りある3(2026年9月 第3週)メルエム、ネフェルピトー
3弾とも1回800円で全2種、1カプセルに1体という同じ構成だ。主人公コンビから始めて、旅団編の顔ぶれを挟み、3弾目で作品最大の山場であるキメラアント編にたどり着いた形になる。サイズはりある2が約7.5cmで、今回のりある3は約7cm。並べても背丈がそろうように作られている。
「メルエム、ヒソカと同じ体勢すぎる」
告知画像が出てすぐ、ファンから飛んだツッコミがこれ。
見比べると確かに近い。りある2のヒソカは片膝を立てて、もう片方の脚を前に投げ出し、立てた膝の上あたりに腕を持ってくる座り方。りある3のメルエムも片膝を立てて腕をそこに乗せ、逆の脚を前に流している。
もっとも、同じ体勢でも出ている空気はまるで違う。ヒソカは手のひらを前に開いて相手を招くようなポーズなのに対し、メルエムは腕を膝に置いて動かない。座っているだけで「こちらから動く気はない」と伝わってくるのは、王をやるキャラの得な部分だと思う。
「なんでコムギじゃないんや」問題
もうひとつ目立ったのが、コムギを求める声だった。
「メルエムとコムギの2種であれよ。なんでメルエムとピトーなんや」 「すわらせ隊のメルエム欲しいんだけど同種のコムギが出る可能性はあるんかな」
メルエムといえば軍儀、軍儀といえばコムギ、という連想はキメラアント編を読んだ人ならまず浮かぶところ。しかも座っているフィギュアとなれば、盤を挟んで向かい合わせにしたくなる。
そしてややこしいことに、この願いはすでに一度かなっている。「りある」が付かない通常のすわらせ隊シリーズの第3弾が2024年2月に出ていて、そちらはキメラアント編をまるごと題材にした全4種。ネフェルピトー、メルエム、カイト、そしてコムギがそろっていた。価格は1回500円で、造形はデフォルメ寄りだ。
つまり今回の「りある3」は、デフォルメ版で4人並んだうちの2人を、リアル造形で作り直したものにあたる。全2種というライン構成上、カイトとコムギがこぼれた格好になる。りある版でも4弾目があるなら、残った2人が来る余地は十分ありそうだ。
800円のガチャは「プレミアムガシャポン」の枠
通常のすわらせ隊が500円なのに、りあるが800円なのはなぜか。りあるはプレミアムガシャポンというブランドで出ているからだ。
これはバンダイが2021年1月に始めた高価格帯の枠で、ガシャポンステーションに専用ユニットを付けることで、100円玉5枚に加えて500円玉4枚まで入るようになっている。おかげで600円から最大2,500円までの値付けができる。カプセルトイの相場観からすると1回800円はなかなかの金額だが、その分だけ造形に振れる、というのがこのブランドの立て付けになる。
回せる場所は全国のカプセル専用筐体。ガシャポンオンライン側の予約分は2026年6月で受付が終わっているので、9月第3週からは店頭で探すことになる。ハンターハンターのガシャポンは公式サイトの商品検索でも30件以上がヒットするほど途切れず出ていて、キメラアント編の2人が並ぶ棚を見つけたら、財布の中の500円玉を確認しておいたほうがいい。