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「新テニスの王子様」が全48巻で完結、テニプリ27年に区切り 完結記念の全国統一試験は9月23日

2026年9月6日 ・ トレンド「新テニスの王子様 完結 48巻 テニプリ 許斐剛 全国統一試験 2026」より

9月5日の21時すぎ、許斐剛さんが2行の数字だけを並べた投稿を出した。「【テニスの王子様】全42巻」「【新テニスの王子様】全48巻」。そのあとに「テニプリを27年間応援して下さり本当にありがとうございました。」と続く。2作を足すと90巻になる。

添えられていたのは『The Prince of Tennis II』のイラスト1枚で、手前に越前リョーマがボールとラケットを持って立ち、奥の階段には日本代表のジャージを着たキャラクターが並んでいる。投稿の後半は、「毎日締切に追われる日常は、やりたい事も睡眠も命もずっと削っていた過酷な日々…」と書いたうえで、「でもそれ以上に沢山の笑顔や感動を戴ける奇跡の様な日々でした✨」で締められていた。打ち切りでも中断でもなく、作者本人が自分の口から出した区切りの報告になっている。いいねは翌朝までに11万4千を超えた。

物語が終わったのは8月4日発売の「ジャンプSQ.」9月特大号

連載そのものはひと月前に終わっている。最終回にあたるのは、2026年8月4日発売の「ジャンプSQ.」2026年9月特大号に載った第477話だ。集英社が出したリリースの見出しでは、シリーズの国内累計発行部数が6,000万部を超えていると書かれている。同じリリースによれば、『テニスの王子様』の連載開始は1999年7月の「週刊少年ジャンプ」で、2008年に全42巻で完結。その翌年、2009年3月発売の「ジャンプSQ.」4月号から続編の『新テニスの王子様』が始まった。27年はこの2本を足した長さだ。ジャンプSQ.公式の連載ページを開いても、コミックス欄の表記はすでに「全48巻」になっていた。

48巻を買うと、一部の書店で完結記念ステッカー全6種

9月4日に出た48巻には〈完〉が付いている。ジャンプSQ.編集部の告知によると、一部の書店では購入者に完結記念ステッカー(全6種)を配っている。配布方法と日時は書店によって違い、数量にも限りがあるとのことなので、狙うなら告知に貼られた配布書店リストを先に見ておきたい。

全6種と言われれば当然そろわない人が出るわけで、Xでは幸村の48巻特典ステッカーを譲る代わりに別の特典カードを求める、という郵送交換の募集が発売翌日には出ていた。

書店の特典とは別に、全国のアニメイトとアニメイト通販では9月4日から9月30日まで『新テニスの王子様』完結記念フェアが開催中で、対象商品1冊につき名場面リバーシブルビジュアルボード(全6種)が1枚もらえる。対象は48巻だけでなく『テニスの王子様』と『新テニスの王子様』のコミックス全巻(愛蔵版を含む)なので、買い足しでも狙える。こちらも全6種なので、どちらも全部そろえようとすると財布が痛む。

「顔試験」に「打球試験」、9月23日の全国統一試験

完結記念でいちばんテニプリらしいのが、9月23日(水・祝)の正午から始まる「『新テニスの王子様』全国統一試験」だ。科目は4つ用意されていて、そのうち1つを選んで受ける形になっている。

  • 基礎試験(知識問題・30分)
  • 顔試験(キャラクター判断・30分)
  • 打球試験(打球シーンからの出題・30分)
  • 実技試験(試験サイト上で次々来る球を打ち返す・3分予定)

顔と打球が独立した科目として立っているのがいい。長く読んでいる人ほど、キャラの名前より先に顔とフォームで判別できるようになるので、その記憶の使われ方をそのまま試験科目にした格好だ。成績上位者への特典もあって、基礎・顔・打球は各200名、実技は10名の計610名が、12月19日のジャンプフェスタ2027の入場チケットと限定ステージに招待される。

受験するには「ジャンプNAVI」アプリでの会員登録(無料)が必要で、その期限が9月10日の23時59分。試験当日ではなく登録のほうが先に締まるので、受ける気があるなら今週中に済ませておくことになる。

まだ間に合う3つの日付

3つ目の応募者全員サービスは、最終話1話ぶん48ページを縮小複製して原稿袋に入れた「最終話B5複製原稿プリントセット mini」。負担金は4,500円(税込・送料手数料込)で、応募期限は2026年9月30日(水)の当日消印有効、発送は2027年1月上旬の予定になっている。ただし応募には「ジャンプSQ.」9月特大号に載っている応募シートが要る(電子版から応募する場合の締切は9月30日16時59分)。もともと締切は9月3日と告知されていたのが重版で9月末まで延びたので、雑誌をこれから探す人にもまだ猶予がある。手元に届くのが年明けなので、完結の余韻をだいぶ長く引っ張れる。

「27年間もやってたんだ」

作者の投稿には、27年という数字のほうに反応する声が出た。

27年という数字は、連載の途中で読み始めた人の生活のほうを逆算させる力がある。小学生のときに読んでいた人が働いていてもおかしくない長さで、「テニスの王子様に出会えたことは私にとってかけがえのない幸せです。」と書いて感謝を返している人もいた。

テニプリ自体はここで止まるわけではない。アニメの新シリーズが9月30日に始まり、その1週間後の10月7日には表紙に跡部景吾が座る anan 2514号スペシャルエディションが出る。舞台のほうもテニミュ4thシーズンの最終公演「全国大会 青学vs立海 後編」が2027年1月に開幕することが決まっている。原作が終わっても予定表は当分うまったままだ。

長期連載の完結が続く時期でもあって、12年半続いた『ガヴリールドロップアウト』の最終回が8月末に載り、『光が死んだ夏』も10月20日の第51話で完結すると告知されたばかりだ。まずは48巻を手に取って、余裕があれば9月23日の顔試験に挑んでみてほしい。

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