テニミュ4thシーズン「全国大会 青学vs立海 後編」が2027年1月開幕、5都市の日程とキャスト解禁
ミュージカル『テニスの王子様』シリーズ公式が9月4日の12時、4thシーズン「全国大会 青学vs立海 後編」の情報をまとめて出した。キービジュアル、キャラクタービジュアル、出演キャスト、日程とチケット。前編が8月30日の東京凱旋千秋楽で終わってから、1週間もたたないうちに後編の全体像がそろったことになる。
東京で開幕して東京凱旋で締める、5都市の日程
公演は2027年1月17日(日)の東京から始まって、大阪、愛知、福岡と回り、3月22日(月・祝)の東京凱旋で終わる。会場と期間は公式サイトのOUTLINEに全部出ている。
夏に上演された前編は東京・大阪・広島・愛知・福岡・東京凱旋の6会場で、7月4日から8月30日まで走っていた。後編は広島が入らず5会場になる。ツアーの本数だけ見ると前編よりコンパクトだが、東京凱旋は10日間の日程が組まれている。
チケットは7,800円、一般発売は12月6日10時から
チケット料金は全席指定の税込7,800円。前編と同じ額だ。一般発売は2026年12月6日(日)の10時からで、まだ3か月先になる。取扱いはイープラス、チケットぴあ、ローソンチケットで、Pコードは公演地ごとに分かれている(東京は545-005、東京凱旋は545-009)。
協賛にはファミリーマートが付いていて、地方公演の主催は愛知が中京テレビクリエイション、福岡がFBS福岡放送。脚本・作詞・演出は前編に続いて三浦香さんが担当する。会場ごとの取扱プレイガイドと先行の情報は公演日程・チケット情報のページにまとまっている。
青学のコメントは「最後」という言葉だらけになっている
今回いちばん読み応えがあるのは、出演キャストのページに並んだCAST COMMENTのほうだ。青学の12人を上から読んでいくと、「最後」という言葉が何度も出てくる。
手塚国光役の寺田友哉さんは「この作品とこの仲間と過ごせる最後の時間を最後の一瞬まで噛み締めて届けます。」と書き出し、不二周助役の橋本勇大さんは「最後の物語。」の一行から入る。河村隆役の坂上翔麻さんは「この青学(せいがく)メンバーで挑む最後の戦いです。」、桃城武役の有岡歩斗さんは「気づけば僕たち青学(せいがく)も最後の公演となりました。」。大石秀一郎役の藤本力翔さんは「ダブルス1は黄金ペアとして最後のダブルスです。」と書き、その相方の菊丸英二役・長嶺龍汰さんは「泣いても笑ってもほんとにほんとにラスト。」から始めている。海堂薫役の渡邊樹さんは「海堂くんとして、最後の本公演。」、加藤勝郎役の加藤央睦さんは「僕たちの最後の本公演になります。」という言い方をしていた。
12人全員が終わりの意味で使っているわけではない。越前リョーマ役の竹内雄大さんと堀尾聡史役の大山蓮斗さんのコメントに「最後」の語は出てこないし、乾貞治役の世良大雅さんと水野カツオ役の中川湊斗さんは「最後まで応援します」という別の意味で使っている。それでも12人中8人が終わりの意味で書いていれば、ページを上から読んだときの印象は決まる。
ここで先走らないでおきたいのは、運営が「卒業」や「卒業公演」といった言葉でアナウンスしているわけではない、という点だ。公式サイトから読み取れるのは、青学のキャストが自分の言葉で「最後」と書いている、というところまでになる。とはいえ役者本人がここまで書いていれば、4thシーズンの青学がこの公演で一区切りになるとみていいはずだ。
これは青学だけの話でもない。後編は4thシーズンそのものの最終公演で、氷帝の跡部景吾役・石川志泉さんは「ついにフィナーレです。」、山吹の亜久津仁役・益永拓弥さんは「亜久津としてこのステージに立てる最後の瞬間を、一秒たりとも無駄にせず全身で楽しみたい」と書いている。カンパニー全体が一区切りを迎える書き方になっている。
立海側も「フィナーレ」、狙いだけが逆を向く
同じページの立海側も、終わりの言葉そのものは変わらない。逆を向くのは劇中の狙いのほうで、青学が全国優勝を取りに行くのに対して、立海は三連覇を守りに行く。真田弦一郎役の速川大弥さんは「あと2試合。これで優勝が決まります。」と書いている。丸井ブン太役の白金倫太郎さんは、本人アカウントでも出演を告知した。
「この立海で必ず全国三連覇します。4thシーズン集大成です。」という書き方だ。公式サイトのコメントのほうは「ついにフィナーレです!」から入って、今回ダブルス1で試合があること、「必ず関東大会での雪辱を果たします!」と続いている。同じダブルス1に立つジャッカル桑原役の大村征弥さんは、関東立海公演ぶりの試合で気合いが入っていると書いたうえで、「本当に本当に最後の公演になるので寂しさもありますが」と結んでいた。
切原赤也役の木村聖哉さんのコメントには「僕たち立海で約5年繋いできた4thシーズン」という一行があって、立海のキャストがこのシーズンに関わってきた長さが数字で出てくる。仁王雅治役の蒼井嵐樹さんは「もっとラケットを握っていたいし、まだまだ立海として生きていたい。」と、終わりが近いことをそのまま書いていた。幸村精市役の潮見洸太さんは、幸村がテニスをできる喜びも、できなかった時の孤独や悔しさも、全部この決勝戦に向けて表現してきたという趣旨のコメントを寄せている。
反応は「終わってほしくない」と「チケット取れるのか」
解禁直後のXでは、集大成が見られるのが楽しみだけれど当選するのか不安、という声が出ていた。3月までは青学が勝つバージョンをやって、ドリライを挟んで、7月からまた後編をやってほしい、と終わりを引き延ばす日程を勝手に組み始めている人もいた。テニミュといえば夏、という感覚が抜けないファンの発想だ。
解禁から2時間ほどのX検索は、先行抽選に申し込む名義を融通し合う募集でほぼ埋まっていた。一般発売の3か月前で、まだ先行の詳細も出そろっていない段階でこれなので、抽選の混み具合は発表初日から見えている感じがある。
2027年に開幕する漫画原作の舞台としては、よしながふみ『大奥』の宝塚での舞台化も2月に控えている。こちらは星組で「有功・家光編」を上演する。
後編の一般発売は2026年12月6日の10時から。それより早く動きたい人は、先行の案内が出る公式サイトを先にブックマークしておくといい。