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GUが伝説のレコードレーベルとコラボ、ジョイ・ディヴィジョンを生んだFactory Recordsのロゴ入りTシャツが1490円で店頭に

2026年8月12日 ・ トレンド「GU Factory Records コラボ Tシャツ ジョイディヴィジョン」より

ファストファッションのGUと、イギリスの伝説的インディーズレーベルの取り合わせに、Xでは「どうした」というリアクションが相次ぎました。

コラボ相手のFactory Recordsは、1978年にイギリス・マンチェスターで設立されたレコードレーベルです。ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーを世に送り出し、パンク以降のUKインディーシーンに大きな影響を与えた存在として、音楽好きの間では知らない人がいないブランドになっています。それが日本の量販店の店頭に、Tシャツやパーカ、キャップという形で並びました。

Tシャツの「Fac251」は実在した番地

ラインナップの中には「Fac251」とプリントされたTシャツがあります。これは架空のロゴではなく、Factory Recordsが実際に使っていたマンチェスターの旧本社ビル「One Charles Street」の通称です。Factory Recordsはリリースするレコードだけでなく、クラブの内装や自社ビル、さらには弁護士費用にまで通し番号(FACナンバー)を振っていたレーベルとして知られていて、251番はこの本社ビルに割り当てられた番号でした。

もう一つの定番デザインである、耳を塞ぐ人物のイラストに「USE HEARING PROTECTION」の文字を添えたグラフィックも、レーベル最初期のクラブイベント用ポスター(FAC1)としてピーター・サヴィルがデザインしたものがルーツです。黒と黄色を基調にしたこのポスターは、パンク期にありがちだった手作り感のあるデザインとは一線を画す、モダンで工業的な意匠として当時から評価されていました。今回のコラボアイテムの多くが、こうした40年以上前のオリジナルデザインをほぼそのまま再現しています。

「マンチェスターにはGUはない」というツッコミ

発売後、実際に店頭で手に取った人の投稿も見られました。

Tシャツは生地もプリントも上々という評価がある一方、パーカは腕まわりが太く着丈が短い、80年代のシルエットを意識した作りで好みが分かれるという声もありました。デザインの再現度自体は高く評価されつつ、着心地は現代のGUらしい価格帯の商品として冷静にジャッジされている様子がうかがえます。

もう一つ目立ったのが「Factory Recordsの本拠地マンチェスターにGUの店舗はないのに」というツッコミです。ファストファッションチェーンが海を越えて、地元にすらない店舗網でカルト的人気のレーベルロゴを量産する構図そのものが、シュールな笑いを誘っていました。Factory Recordsを知らない人がグラフィックTシャツとして何となく買っていく一方で、レーベルの歴史を知る人はロゴの元ネタに気づいてニヤリとする。世代もファン層も異なる二つの客層が同じ売り場に並ぶという、コラボならではの光景が生まれています。