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仮面ライダーマイスの変身ソング「ネイズミーチーザァアアアー!」は空耳、歌ったのは松浦航大だった

2026年8月30日 ・ トレンド「ネイズミーチーザァアアアー 仮面ライダーマイス 変身音声 松浦航大 マイスドライバー グレッグ・アーウィン」より

9月6日スタートの『仮面ライダーマイス』。その変身ベルト「DXマイスドライバー」の音声を誰が担当しているのかを、東映が8月30日の朝に初めて明かした。ついでに、変身時に流れる「ネイズミーチーザァアアアー!」の正体まで自分から白状している。あの歌、狙って空耳に聞こえるように歌わせたものだった。

発売目前のベルトで、音声担当が初解禁された

先に動いたのは東映の番組公式アカウントだ。8月30日9時31分(JST)、「🐭もいっこ発表しマイス❗️」から始まる投稿で、「変身ベルト DXマイスドライバー」の音声を担当するのがグレッグ・アーウィンと松浦航大の2人だと告知した。この投稿は同日昼までにいいね7,000件超まで伸びている。

詳細は仮面ライダーWEBの『仮面ライダーマイス』第1話ページにある「制作秘話」に載っている。「遂に9/5(土)より発売開始となる史上初の胸と腰の2WAY仕様「変身ベルト DXマイスドライバー」!」と切り出したうえで、「そのシステム音声を担当する二人の声のスペシャリストたちを本邦初解禁です!」と書かれていた。分担ははっきりしていて、英語の読み上げがグレッグ・アーウィン、変身ソングが松浦航大という組み合わせだ。

英語の読み上げは、ドコモの「You’ve Got Mail」の声の人だった

グレッグ・アーウィンについて公式は、「エグズやフォーム名などの読み上げ音声を担当されたのは【グレッグ・アーウィン】さん!」と紹介している。プロフィール欄には「日本を拠点に活動されているアメリカ人のバイリンガルMC、シンガー、声優。」とあり、続けて「NTTドコモの「You’ve Got Mail」の声としても広く知られている。」と書かれていた。

つまり、ガラケー時代にメールが届くたび鳴っていたあの声である。分かる人には一発で分かるやつだ。ほかにも「ANA、東京ディズニーランド、トヨタ、コカ・コーラ、ソニーをはじめ、多くの大手企業やブランドのナレーション・ボイスを担当。」しているそうで、日本語圏で育つと知らないうちに何度も聞いている声ということになる。

変身ソングを歌ったのは松浦航大

もう一方、「そして、フォーム変身曲をご担当いただいたのは【松浦航大】さん」。公式のプロフィールによると、「2026年1月にはフジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」にて番組史上初の“鬼ハードモード”をクリア。」した歌い手で、「SNSの総フォロワー数は200万人以上、総再生回数は4億回以上を記録し、多方面で活躍中!」とある。

本人も告知のおよそ1時間後、10時26分にアカウントで反応している。「仮面ライダー好きとしては光栄なお役目!」と書いたあと、「チューもくよろしくお願いします🙌」で締めていた。ネズミがモチーフの作品なので、注目がチューもくになる。

「ネイズミーチーザァアアアー!」は東映が狙って仕込んだ空耳だった

ここからが今回いちばんざわついた部分だ。公式は「マイス変身時の「ネイズミーチーザァアアアー!」という変身ソングを謳い上げていただいております。」と書いたうえで、その中身をこう明かしている。

「この歌はいわゆる空耳ソングとなっていて、松浦さんには英語で書いたらこう!という歌詞をお渡ししつつ「ネズミ+チーズ」が感じ取れるように歌っていただくという鬼ハードなお願いをさせていただきました。」

歌詞そのものは英語として成立するように書かれていて、そのうえで日本語耳には「ネズミ」と「チーズ」に聞こえるよう歌わせている。つまり、視聴者が勝手にそう聞こえてしまった空耳ではなく、制作側が最初からそこを狙って発注していた。ネットで「ネイズミーチーザー」と短く書かれることもあるが、公式の表記は伸ばし棒だらけの「ネイズミーチーザァアアアー!」のほうだ。

収録の様子も少し書かれていて、松浦は「時には一度OKが出たあとでも「すみません!喉が開いてきたので今ならもっと良く歌えます!」と自主リテイクを申し出ていただくほど。」だったという。空耳ソングに全力でリテイクをかける現場、字面がもう面白い。

しかも「そしてこの変身ソングももちろんフォーム毎に変わります!」とのことで、1曲だけでは終わらない。毎週同じ映像が流れる変身バンクにどれだけ空耳が仕込まれるのか、放送が始まってから数える人が出てきそうだ。

ベルトは胸と腰の2WAY、同じアイテムで「マウス!」にも「ネコ!」にもなる

そもそもこのベルトは仕様が変わっている。バンダイの仮面ライダーおもちゃウェブには「「仮面ライダーシリーズ」としては初となる、胸と腰の両方に装着する「変身ベルト DXマイスドライバー」が誕生!」と書かれていて、装着位置が2通りある。予約開始は8月7日、発売は9月5日の予定だ。

そして装着位置で音声が変わる。公式いわく「同じアイテムを読み込ませてもグレッグさんが「マウス!」と言ってくれたり、「ネコ!」と言ってくれたり、と違う遊びが堪能できるのです。」。読み上げが2系統、変身ソングがフォームごと、と考えると、収録した音声の量はかなりのものになる。声のスペシャリストを2人立てた理由もそのへんにありそうだ。

ベルトそのものが動くところは、バンダイ公式チャンネルのスペシャルPVで公開されている。

このベルト、実は発表段階ですでに評価されている。8月に発表された日本おもちゃ大賞2026のキャラクター部門で大賞に選ばれたのが「変身ベルト DXマイスドライバー 仮面ライダーマイス&リドセット」だった。

放送は9月6日から、ネズミとネコの追いかけっこ

『仮面ライダーマイス』の第1話は「子マイスターとお嬢様」。脚本は荒川稔久、監督は中澤祥次郎。主人公の音澄宙/仮面ライダーマイスを秋谷郁甫、ヒロインの瑞生優菜を堀川梨心、仮面ライダーマオウを東啓介が演じる。ナレーションと黒い仮面ライダーマイスの声には、『ゴールデンカムイ』の杉元佐一役や『BEASTARS』のレゴシ役で知られる小林親弘が入る。

第1話のあらすじには「時を超え巡り続ける鼠と猫の戦いが今、ここに始まる!」とあり、主人公がネズミ、敵対する十二支同盟のリーダーがネコという構図になっている。変身ソングが「ネズミ+チーズ」に聞こえるように作られているのも、そこから逆算した音づくりということだ。

ベルトは9月5日発売、放送は翌6日のテレビ朝日系でスタートする。店頭で試せる人は、まず変身ボタンを押して耳を澄ませてみてほしい。英語に聞こえるか、ネズミとチーズに聞こえるか。

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