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風鈴を買ったら「ママレード・ボーイ」の紙袋が出てきた。印字された放送時間から“30年もの”だと判明

2026年8月15日 ・ トレンド「ママレードボーイ 紙袋 商店街 90年代 アニメ 販促 テレビ朝日 日曜8時30分」より

商店街で風鈴を買った。渡された紙袋を見たら、ママレード・ボーイだった。そんな投稿が3.8万いいねを集めています。

畳の上に置かれた、ガラスの風鈴と赤い紙袋。袋には黒いトップスにジーンズの女の子が大きく描かれていて、90年代の少女漫画の絵そのままです。投稿主は「本当にあの商店街は令和だったのだろうか……?」と書いています。

袋の印字だけで、年代が割り出せる

この袋、絵柄の上にちゃんと放送情報が刷ってあります。「毎週日曜日AM.8:30〜9:00 テレビ朝日系(ABC発22局ネット)」。つまりアニメの放送に合わせて作られた販促用の袋です。

アニメ『ママレード・ボーイ』がテレビ朝日系で放送されていたのは、東映アニメーションの作品ページにあるとおり1994年3月13日から1995年9月3日まで、全76話。日曜の朝8時30分という時間もぴったり一致します。ということは、この袋はどれだけ新しく見積もっても30年前に刷られたものです。

原作は吉住渉さんが「りぼん」で連載していた少女漫画。両親どうしがパートナーを交換して、2組の家族が1つ屋根の下で暮らしはじめるという設定が、当時の小学生を大いにざわつかせました。

紙袋というのは、店が仕入れのときに何百枚単位でまとめて持つものです。それが使い切られないまま棚の奥で平成をまるごと過ごし、令和の風鈴を包んで出てきた。そう考えると、袋のシワの一本まで味わい深く見えてきます。

その枠は、のちのプリキュアにつながっていく

リプ欄には「ママレードボーイ→ご近所物語→花より男子→クレヨン王国→おジャ魔女」と、同じ枠の後継作品を並べる人もいました。これが実際に正しくて、朝日放送テレビ制作の日曜朝8時30分枠は、1994年の『ママレード・ボーイ』から少女漫画原作の路線に切り替わりました。

その後は『ご近所物語』『花より男子』と続き、1997年の『夢のクレヨン王国』で幼児・低学年向けに舵を切り、1999年に『おジャ魔女どれみ』が始まります。そこからプリキュアシリーズへ。日曜の朝にテレビの前に座っていた人なら、どこかで必ず1本は通っている枠です。

風鈴の袋1枚から、日曜朝のアニメ30年分がつながって見えてくるのが面白いところ。

「あの商店街、令和だったのか」

反応も、当時を知る世代がそのまま反応した感じでした。「ママレードボーイの紙袋!良いな〜」と素直に羨ましがる声や、同じ枠の作品名を挙げて盛り上がる人が並んでいます。持ち帰った本人が「令和だったのだろうか」と疑うくらいですから、店の空気もそれなりだったのでしょう。

こういう袋は、たいてい店主が「まだ使えるから」と取っておいたまま忘れられているだけです。近所の古い店で何か買うとき、袋をちょっと確かめてみるといいかもしれません。当たりが眠っている可能性はまだあります。