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写真にしか見えない駅前デッキ、正体はマイクラの架空都市「味噌汁市」。8月16日に誰でも入れる

2026年8月13日 ・ トレンド「味噌汁市 マイクラ 一般開放 2026 味噌汁市観光2026 郊外都市 再現」より

曇り空の下、片側二車線の道路に横断歩道。奥にはペデストリアンデッキが伸びて、階段の脇に古びたタイル張りの商業ビルが建っている。どこの駅前かと思って眺めていると、投稿には「※マイクラです」と書いてある。

15万いいね。信号機の背面のカバー、歩道と車道の境目に生えた雑草、看板の色あせ具合まで作り込まれていて、縮小表示だと本当に写真に見える。よく見るとデッキの階段の踏み面が微妙にカクついていて、そこでようやくブロックだと気づく。

大阪の郊外がモデル、着工は2020年7月

投稿主の「味噌汁市」は、マインクラフト上に架空の日本の都市をまるごと作るプロジェクトだ。代表はmomo氏で、着工は2020年7月1日。KAI-YOUの取材によると、大阪の郊外の風景をベースにしていて、Discordサーバーを拠点に、取材時点で25人が活動しているという。市の名前は元製作員の名前から取ったものらしい。

面白いのは「街を作る」のではなく「街を再現する」に軸足があることで、ハッシュタグ付きの投稿を追うと、メンバーが個別に上げているのはマンション、家電屋、長屋、スポーツジム、工場といった地味な建物ばかりだ。誰もランドマークを作りたがっていない。

作業量も相当なもので、ねとらぼが紹介した「川越団地」エリアでは、団地の脇を流れる川の湾曲を作るのに「ウォーキング・デッドをシーズン4まで見終えるほどの時間がかかった」と語られている。海外ドラマ4シーズン分の川である。

最終目標はワールドの配布とのことで、いつか完成した街のデータが手元に降りてくる日が来る。

8月16日18時から、サーバーが開く

その味噌汁市が、2026年8月16日(日)の18時から23時まで一般開放される。参加条件はなく、当日17時30分に公開されるサーバーアドレスに入れば誰でも街を歩ける。

公式が出した一般公開PVがこれで、商店街や公園を歩き回る映像が続く。撮影・配信・SNS投稿はすべて自由で、「#味噌汁市観光2026」を付けて投稿してほしいとのこと。ただし全エリアが開くわけではないのと、迷惑行為には警告なしのBANがあると明記されている。

「あの建物何階かな」と思って見てしまう

面白かったのは、画像を写真として処理してしまった人の反応だ。「つい『あの建物何階かな』とか思って見ちゃう」と書いている人がいた。街の全体を見に行って「開拓度を見させてもらったら驚愕」と戻ってきた人もいる。一般開放のほうに反応して「ちょっと気になるな」とつぶやいている人もいた。

味噌汁市は過去にもねとらぼやAUTOMATONに何度か取り上げられていて、そのたびに「写真だと思った」と言われている。バズるたびに同じ驚かれ方をするというのは、6年かけて精度が上がり続けている証拠でもある。

16日の夜は、その中を実際に歩ける。マイクラを持っているなら、17時30分のアドレス公開を待って駅前のデッキに立ってみてほしい。