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堺雅人主演『南極料理人』が17年ぶりに復活上映、4Kリマスターで11月13日公開 きっかけはファン投票1位

2026年8月4日 ・ トレンド「南極料理人 4Kリマスター 堺雅人 リバイバル上映 東京テアトル 沖田修一」より

堺雅人さん主演の映画『南極料理人』が、2026年11月13日から4Kリマスター版で全国公開されます。2009年の公開から数えて17年ぶりの復活上映。氷点下の南極を舞台にした静かな名作が、当時よりもきれいな映像と音で帰ってきます。

きっかけは「あなたが選ぶテアトル映画」1位

今回のリバイバルは、配給元の東京テアトルが創立80周年を記念して実施したファン投票企画「あなたが選ぶテアトル映画」がきっかけです。2026年6月25日から7月15日にかけて行われたこの投票では、回答総数4,043票・のべ得票数8,669票が集まり、『南極料理人』は964票を獲得して堂々の1位。2位の『この世界の片隅に』(886票)、3位の『花束みたいな恋をした』(575票)を抑えての結果で、公開から17年経った今も根強いファンがいることを証明した形です。上位10作品は特集上映として、同じく11月13日から順次上映される予定です。

「おいしいごはん、かえってきます」というキャッチコピーとともに、4Kのキービジュアルと予告編も公開されました。

実話が原作、南極観測隊の“食”を描いた物語

『南極料理人』は、実際に南極観測隊で調理を担当した西村淳さんのエッセイ「面白南極料理人」が原作。氷点下54℃という極限環境の「ドームふじ基地」で、家族と14,000km離れて約1年半を過ごす隊員たちにとって、食事だけが数少ない楽しみという状況を、コミカルかつしみじみと描いた作品です。監督・脚本は沖田修一さんで、本作が商業映画デビュー作でした。堺雅人さんのほか、生瀬勝久さん、きたろうさん、高良健吾さん、豊原功補さんらが出演。フードスタイリングは飯島奈美さん・榑谷孝子さんが手がけ、劇中に登場するラーメンやカレーなどの料理も見どころのひとつになっています。

4Kと5.1chで何が変わる?

今回のリバイバルでは、映像を4Kリマスター化し、音響も5.1chへとアップグレード。劇中で繰り返し登場する南極の白い風景や、隊員たちが分け合う湯気の立つラーメン・カレーといった料理の質感を、公開当時よりも高い解像度で見られるようになります。派手なアクションのない作品だからこそ、画と音の情報量が増えることで、隊員たちの生活の空気感がより濃く伝わってきそうです。

公開から17年、当時劇場で観た人も、配信で知った人も、今回の4Kリマスターは南極の食卓をもう一度スクリーンで確かめる機会になりそうです。