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合計173歳の歌手デュオが世界最高齢でギネス認定。焼津の“黒はんぺん”を歌う88歳と84歳が新設カテゴリー初代に

2026年8月16日 ・ トレンド「しんえがおスターズ ギネス世界記録 世界最高齢 歌手デュオ 港八郎 千草かおり 焼津黒はんぺん」より

静岡県焼津市を拠点に歌っている2人組「しんえがおスターズ」が、現役の歌手デュオとしては世界最高齢だとしてギネス世界記録に認定されました。8月13日には静岡県知事に報告するため知事室を訪れています。

静岡県の公式アカウントが投稿した写真では、2人がそれぞれギネス世界記録の認定証を手にしています。

「合計173歳」で新設カテゴリーの初代

メンバーは港八郎さん(88)と、その弟子にあたる千草かおりさん(84)。認定証に記された2人の合計年齢は173歳で、地元局の報道でも「2人で合計173歳」と伝えられています。

ポイントは、この「最高齢の男女デュオ」というカテゴリー自体が今年からギネス世界記録の対象になったこと。つまり2人は、記録を誰かから奪ったのではなく、新設された枠の初代保持者として名前が刻まれたことになります。

条件は「現役のプロ」と「5年で20公演」

この記録、年齢だけで取れるものではありません。認定の条件は、2人とも現役のプロ歌手であること、そして直近5年間で20回以上のライブをこなしていることです。さらにギネス世界記録の公式認定員が実際の歌唱を審査したうえで認定されています。

コロナ禍をまたいだ5年間で20公演というのは、80代の現役歌手としてはなかなかの稼働です。港さんは認定後に「100歳を超えても続けたい」と話していて、千草さんも「先生と一緒についていきたい」と語っています。

歌っているのは黒はんぺんの歌

2人の代表曲は、焼津名物をそのままタイトルにした「焼津黒はんぺん〜黒はんぺん音頭〜」。2022年にインディーズ盤が地元で評判となり、2024年2月にキングレコードから全国発売されました。作詞は港さん本人です。

知事室でもこの「焼津黒はんぺん」を披露しています。黒はんぺんはサバやイワシなどの青魚をすり身にした静岡の練り物で、白いはんぺんとは別物。それを全国区にするための歌を歌い続けた結果、先にギネス世界記録のほうが付いてきた形です。

掲げているキャッチコピーは「しんえがおが歌でおんがえし」。2013年の結成から歌と踊りで焼津の活性化に取り組んできて、地元コミュニティFMでは毎週金曜夕方に自分たちの冠番組を持っています。秋には焼津市の海上花火大会と、魚の祭り「ととフェス」への出演が控えているそうです。

黒はんぺんの知名度より先に世界記録が来てしまったわけですが、これで歌のほうも聴かれるなら結果オーライだと思います。