「ジクジル」とは?ちいかわが喋った4文字、元ネタは軸汁の回
「ジクジル」は、『ちいかわ』のちいかわが、ハチワレの言った「軸汁(じくじる)」をそのまま繰り返したセリフです。ふだんは「ワ〜ッ」くらいしか言わないちいかわが4文字の言葉を口にしたので、ファンの間で「ちいかわがどこまで喋れるか」を数えるときの基準になっています。
「ジクジル」とは?
元は椎茸の軸の話です。ハチワレが「軸汁(じくじる)にして食べようかな」と言い、ちいかわが「ジク ジル…」と繰り返しました。軸汁は、椎茸の軸を具にした汁物のことです。
ちいかわはほとんど言葉を話さないキャラクターです。そのちいかわが、人の言った単語をちゃんと言葉の形で返したことで、一部のファンに「喋った」と受け取られました。
その後、ちいかわが新しい言葉を口にするたびに、「ジクジル以来」「ジクジルの記録を更新した」という言い方が出てきます。このときの「ジクジル」は、軸汁の回そのものというより、ちいかわの発話の目盛りとして使われています。
元ネタは2022年11月7日の1枚漫画
元になったのは、作者ナガノさんの公式アカウント(@ngnchiikawa)が2022年11月7日10時31分に投稿した1枚漫画です。本文は🍄の一文字だけで、いいねは約17.5万に達しています。
ハチワレが「ココ…椎茸の『軸』だけ生えてるんだッ」と言い、ちいかわが「わ〜ッ…」と返します。
続けてハチワレが「軸汁(じくじる)にして食べようかな」と言うと、ちいかわが「ジク ジル…」と繰り返します。ここが元ネタの場面です。
同じ投稿の後半はその続きで、2人が森で見つけた巨大などら焼きを、うさぎが布団にしている場面です。ハチワレが「布団にしてるんだ…」とつぶやきます。
3日後の2022年11月10日には、同じ軸汁の続きが投稿されています。
シーサーが豆腐、こんにゃく、太もやしを足して軸汁を豪華にしてくれて、ハチワレが「ありがとッ 軸汁を豪華にしてくれてッ」とお礼を言う回です。こちらのいいねは約16.5万でした。
その後の広まり方
2023年11月の時点で、ファンが「ちいかわが4文字喋った珍しい回」としてこの回を振り返る投稿をしています。放送や新作のたびに掘り返される回になっていたようです。
2026年にはアニメにもなりました。第321話「ドラ焼き布団/軸汁」として、めざましテレビ内の放送は2月27日とみられます。公式アカウントが、YouTubeの見逃し配信が80万回を突破したと伝えています。あらすじはPASH! PLUSにも載っています。
続いた「エンペラ」と「ナッツルイ」
「ジクジル」が目盛りとして使われる決め手になったのが、2026年に続いた2つの回です。
1つ目は8月29日22時17分の「エンペラ」回です。いいねは約51.3万でした。
ハチワレが「エンペラじゃんけんッ!!」と言うと、ちいかわが「エンペラ!?」と返します。エイ、マンタ、イカを思い浮かべては首を振り、辞退する流れです。この回のあと、Togetterには「『ジクジル』以来の4文字かも」というまとめが出ました(2026年8月30日)。
2つ目は10月24日0時37分の「ナッツルイ」回です。いいねは約28.7万でした。
鎧さんの新作ウェストポーチが小さすぎて、ハチワレが小声で言った「ナッツ類とかなら入るかな」を、そのまま繰り返した形です。誰の発話かは作中ではっきり描かれていないので、ここではちいかわが言ったとみられる、としておきます。「ナッツルイ」は5文字です。
ファンの間では、これで「ジクジル、エンペラ、ナッツルイ」と、ちいかわの発話が記録更新のように数えられています。詳しい場面はちいかわの「ナッツルイ」、前例は「ジクジル」の復唱に書きました。
「ジクジルが最初の4文字だったのか」は、はっきりしていません。ヤンパパやエヘヘなど、ほかの言葉を挙げる人もいます。ここでは、ファンの間でそう数えられている、という書き方にとどめます。
使い方・例文
使われ方は大きく2つです。
1つ目は、ちいかわの発話を数えるときの目盛りです。
- 「ちいかわ、ジクジル以来にちゃんと喋ったな」
- 「ジクジル、エンペラ、ナッツルイと来て、じわじわ語彙が増えてる」
2つ目は、人の言葉を耳に残してそのまま返すときのノリです。
- 「いま言った『軸汁』、ジクジルって復唱しちゃった」
どちらも、ちいかわの回を知っている人同士で通じる使い方です。知らない人には軸汁から説明が要ります。
関連する言葉
- ちいかわ構文「〜ってコト!?」 … ハチワレの口癖が広まった言い回し。ハチワレの言葉が人に移りやすいのは、こちらも同じ
- でました!ちいかわ闇深回!くぅ〜ナガノの狂気たまんねぇ〜 … 不穏な回で喜ぶファンを描いたイラスト発のフレーズ
- 檻に入れてなんかずっと暗いとこ … 映画のセイレーンが歌う劇中歌の一節
- ちいかわのハンドルネームは「モナ王」 … ちいかわがパソコンに文字を打ち込んだ回。声ではなく文字だった