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1年に1回しかツイートしないアカウント、5年目の投稿に24万いいね リプ欄は“未来の自分への願い事”置き場

2026年8月10日 ・ トレンド「1年に1回しかツイートしないbot matarainenn 願い事」より

Xには、年に一度しかツイートしないことだけを目的にしたアカウントがある。その名も「1年に1回しかツイートしないbot」(@matarainenn)。2022年に始まったこのアカウントが8月8日、5年連続となる投稿をして24万を超えるいいねを集めた。

投稿された文面はこうだ。「お久しぶりです 去年は2分遅れてしまいました。今年でここに戻ってくるのは五回目となります この一年、そして五年間いかがだったでしょうか? 完璧な過去じゃなかったとしても、またこの先振り返った時に色々あったなって笑えるように、これから過ごせると嬉しいです ではまた来年。お元気で。」。名前の通り、本当にこれだけしかツイートしない。

過去2回の投稿もどちらも1万いいね超え

このアカウントの面白いところは、律義に毎年8月8日前後に姿を現しては、また来年まで沈黙するという運用を本当に続けている点にある。2022年の初回投稿以降、これまでの投稿はいずれも公開直後から拡散され、1万いいねを超える反響を記録してきた。今回で5回目となる今年の投稿は、これまでの中でも突出した24万いいねを集めており、「毎年この時期になると思い出す」「気づいたら1年経ってた」といった声とともに、フォロワー数も10万人を超える規模に育っている。

リプ欄が“未来の自分への手紙”になっている

このアカウントをただの一発ネタで終わらせていないのが、リプライ欄の使われ方だ。投稿のたびに、フォロワーが1年後の自分に向けた願い事や近況をリプライで書き込む文化が定着している。「来年には生きてますか?元気にしてますか?」「彼女できてますか?お金持ちになってますか?」「受験は成功してますか?浪人してませんか?」など、内容は他愛のないものから切実なものまでさまざま。書いた本人も1年後には忘れていることが多いため、Xの検索機能で自分の過去のリプライを掘り起こして読み返す、という独自の楽しみ方も広がっている。

誰が運用しているかは明かされていない

アカウントの中の人が誰なのか、なぜこの形式を続けているのかは公表されていない。プロフィールや過去の投稿からもそれを探る手がかりはほとんどなく、素性を明かさないまま「年に1回だけ現れる」という一点だけを律義に守り続けている。その正体不明さもまた、次はいつ、どんな言葉で戻ってくるのかという期待感を支えている理由の一つだろう。

来年の8月8日、このアカウントがまた姿を現したとき、自分は今年書いた願い事にどう答えられているだろうか。気になった人は、今のうちにリプ欄に一言残しておくといいかもしれない。