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母が買った「ハチワレグッズ」の正体はたまごっちのまめっちだった、台湾では朱元璋に見えると話題になっていた

2026年8月24日 ・ トレンド「まめっち ハチワレ 似てる たまごっち ちいかわ 間違え 朱元璋 翼善冠」より

息子がハチワレを好きだと知っている母親が、街で見つけたグッズを買って写真を送ってくる。ここまでは温かい話なのですが、写っていたのは別のキャラでした。

8月23日夜の投稿で、半日ほどで5万いいねを超えました。「Yahoo!リアルタイム検索」の急上昇ワードにも「まめっち」が入り、なぜ今さらたまごっちが、と覗きに来た人が多かったようです。

遠目だと本当に見分けがつかない

リプ欄の反応が面白くて、笑いながらも全員が「でも似てる」と認めていました。「ハチワレとまめっちが似てるのは盲点だったが、言われてみれば確かに似てるわ」「まめっちも2色だからハチワレみたいなものかもしれない」「遠目で見たら似てるか」といった具合です。

実際に並べて考えると、共通点はけっこうあります。淡い色の丸い顔に、濃い青系の突起が頭のてっぺんから2本。目が顔の面積のわりに大きくて、体は二頭身。ハチワレは額から左右に分かれる「八割れ」模様が特徴で、まめっちは濃紺の耳が2本立っています。色の配置がよく似ているので、パッケージ越しに一瞬見ただけだと脳が同じ形として処理してしまう、というわけです。

間違えたのはこの母親だけではありません。映画『ちいかわ』を観た帰りにローソンへ寄って、ハチワレかと思って手に取ったらまめっちだった、と書いていた人もいました。「脳内がちいかわに侵されてるな」と自分でツッコんでいます。ちいかわのグッズ展開が広い時期なので、青っぽい小さいキャラを見ると全部そう見えてしまう人が一定数いるようです。

台湾では「朱元璋みたいなぬいぐるみ」と言われていた

まめっちが別のものに見えると言われたのは、これが初めてではありません。今年5月には台北駐日経済文化代表処の公式アカウントが、台湾のネットで起きた出来事を紹介しています。

「さっき、朱元璋みたいな可愛いぬいぐるみを見たよ。たぶん日本のたまごっちの、黒い頭で黄色い体のキャラだと思うけど、誰か分かる人いる?」という質問が投げられ、すぐに「それ、まめっちw」と特定されたそうです。さらに故宮南院の公式アカウントまで反応して盛り上がった、と代表処は書いています。

朱元璋は明を建国した初代皇帝で、肖像画では黒い翼善冠をかぶり、淡い黄色の袍を着ています。冠の後ろには耳のような羽根が2本立っていて、上半分が黒・下半分が淡い黄色という色の分かれ方まで、たしかにまめっちと同じです。国が違っても、人が「何かに似ている」と感じる回路は同じところを通るらしい。

まめっちは1996年からいる優等生キャラ

そもそもまめっちが何者なのかというと、初代たまごっちの育成成功キャラです。たまごっちは1996年11月23日に「携帯育成デジタルペット」として発売され、当時の女子高生を中心に社会現象になりました。

初代でまめっちに育てるには、しつけを100%まで上げて、空腹と不機嫌のサインを一度も見逃さないという条件が要ります。手を抜くと別のキャラになるので、まめっちは要するに「ちゃんと世話をした人だけが見られる姿」でした。たまごっち公式サイトのプロフィールでも、勉強もスポーツも大好きで何事にも一生懸命、趣味は発明だけどときどき失敗する、と紹介されています。

ハチワレのほうは、スフィンクスの話で初めて出てきた2020年5月1日が誕生日ということになっています。つまり今回の一件は、生まれた年が24年離れた2匹が、色の並びだけで混線したという話でした。リプ欄の「ハチワレならまめっちとも仲良くできるからきっと大丈夫」という一言が、いちばんきれいな落としどころだった気がします。