FPS「AVA」が10月28日でサービス終了、6541日で幕。秋に「AVA RE:BIRTH」が控える
8月26日の午後、PC向けオンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」、通称AVAの公式アカウントがサービス終了を告知しました。終了日は2026年10月28日です。
告知文にある稼働日数が6541日。2008年のサービス開始から数えて、18年近く動き続けていたことになります。日本語のオンラインFPSとしては最古参の部類です。
いまのストリーマーが出てきた場所だった
AVAの名前に反応している人が多いのは、ここが「配信者の出身校」みたいな扱いだったからです。
いちばん有名なのがSHAKAさんで、AVAの大会で18連覇を記録し、4年連続で世界大会の日本代表になっています。ZETA DIVISIONのClutch_Fiさん、Crazy Raccoonのrionさん、SCARZのするがモンキーさんも、競技シーンの出発点はAVAでした。2009年に発足したDeToNatorも、もとはAVAのチームです。
規模もそこそこ大きくて、eスポーツという言葉が一般化する前から大型のオフライン大会が開かれていました。2010年の「AVAれ祭」は表参道ヒルズに143チームが集結。翌2011年のイベントには約2400人が来場して、定員1500人の会場に900人ほどあふれています。無料のオンラインFPSにネットカフェ経由で人が集まっていた時代の空気が、そのまま数字に出ています。
終了までのスケジュール
最終アップデートは9月9日。作戦システムやAVAcoinショップの更新、ゲーム内販売物の変更と終了がまとめて入ります。9月9日以降は「RT狂乱祭」やスペシャルログインキャンペーンが用意されていて、終了までの2か月弱は遊べる状態が続きます。
注意しておきたいのは通貨まわりです。手持ちのJEWEL、SP、AVA-BOXプレイチケットは払い戻しや返品、補填の対象になりません。ただしJEWELだけはPmang内の別タイトルで使えるので、残っている人は移し先を決めておくことになります。
終わるというより、作り直しに近い
今回の終了は、単に畳んだわけではありません。8月に正式タイトルが発表された『AVA RE:BIRTH』が2026年秋にPCで配信予定で、世界観や設定はAVAから引き継がれます。テーマは原点回帰と説明されています。つまり10月28日の終了は、旧サーバーを止めて新しいほうへ移す線引きの日ということになります。
とはいえ、18年遊んだ場所のデータと戦績がその日で止まるのは別の話で、Xには「時代がひとつ終わる」「青春の思い出が溢れる」といった投稿が並びました。「無料オンラインFPSがどんどん消えていく」という声もあります。
新作が出るまでの間に一度戻ってみる、くらいの余裕はまだあります。終了までおよそ2か月。当時の名前でログインできる人は、9月9日の最終アップデートより前に一回覗いておくのがよさそうです。