「ちいかわ寿司」がボンボンドロップシールに、先に全10種のフィギュアが出ていた
9月11日の18時ちょうど、ボンボンドロップシールの公式アカウントがちいかわの新デザインを3種まとめて出してきた。1時間20分ほどで25,000いいねを超え、表示は70万、ブックマークが5,600。買う前提で保存している人がかなりいる数字だ。
並んだ名前は「ちいかわ寿司」「Chiikawa Baby」「ちいかわらんど」の3つ。ここで「ちいかわ寿司って何」と止まった人もいると思う。実はこの3つ、シールのために新しく考えたテーマではない。どれも先にグッズの世界で動いているライン名で、とくに寿司は1年以上前から立体になって売られている。
寿司ネタと合体したシリーズで、先に全10種のフィギュアが出ている
ちいかわと寿司の縁はもともと濃い。くら寿司のコラボは第4弾まで来ているし、最新話ではかんぴょう巻きを箸で解体して食べる回が45万いいねを取った。そのなかで「ちいかわ寿司」は、ちいかわたちが寿司ネタそのものになっているグッズのシリーズを指す。
土台になっているのが、2025年6月27日に出た「ちいかわ寿司 フィギュアコレクション」だ。ちいかわグッズ公式の告知によると全10種のブラインド、つまり開けるまで中身が分からない箱売り。値段はちいかわマーケットの商品ページに単品1,650円(税込)、BOX(10個入)16,500円(税込)と出ている。
商品の説明文は「まぐろのちいかわ、たまごのハチワレ、いくらのうさぎなど、みんな大好きな寿司ネタとちいかわが合体!」。ネタの上に乗っているのではなく、体がネタになっている。全10種のブラインドなので、推しのネタを狙い撃ちで買うことはできない。
シリーズ自体はフィギュアだけではない。ちいかわマーケットの「ちいかわ寿司」グッズ一覧には104商品が並んでいて、お座りミニぬいぐるみ、レイヤーアクリルスタンド、「お寿司なみんな」のクリアシールあたりまで揃っている。平面のシール自体はすでにある枠で、今回はそこにぷっくりした立体シールが足される形になる。
ちなみにこのフィギュアの取り扱いは、ちいかわマーケット(オンラインストア)、ちいかわらんど、ちいかわPOP UP STORE の3経路だった。今回のシールの限定販売店舗とほぼそのまま同じだ。ちいかわ寿司は最初から、この3つの窓口で売られてきた枠ということになる。
ややこしいのは、同じ名前でフィギュアが2ライン走っていること
ここが今回いちばん引っかかるところ。「ちいかわ寿司のフィギュア」で検索すると、値段がまるで噛み合わない情報が出てくる。1,650円と書いてある人もいれば、400円と書いてある人もいる。
どちらも正しい。別のラインが2本あるからだ。
プライズ品を作っている株式会社パレードの商品ページに「ちいかわ寿司 フィギュアキーホルダー」がある。スペックは種類が全6種、サイズが約H35mm、価格は400円。しかも「お品書きプレートも付いてくる!」とある。同ページの表記では2025年12月が初販、2026年2月が再販となっている。紹介文が「小さなお寿司になったちいかわたちが再登場です!」なのも、先にフィギュアコレクションがあったことを踏まえた書き方だ。
整理するとこうなる。
- ちいかわ寿司 フィギュアコレクション/全10種ブラインド・単品1,650円・ちいかわマーケットなどのショップ売り
- ちいかわ寿司 フィギュアキーホルダー/全6種・約3.5cm・400円・お品書きプレート付きのプライズ
値段は4倍違うし、種類数も売り場も別。キーホルダーのほうは約3.5cmなので、手のひらどころか指先に乗るサイズ感だ。友達と「ちいかわ寿司持ってる」で話が噛み合わないときは、だいたいこの2つを取り違えている。
「Chiikawa Baby」も「ちいかわらんど」もシール発の名前じゃない
残り2種も同じ構図だ。
「ちいかわらんど」は、原宿店や大阪梅田店、名古屋パルコ店などとして全国に出ている常設ショップの名前。今回のシールの限定販売店舗にもそのまま入っている。店の名前がデザインのテーマになって、その店で売られるという流れになる。
「Chiikawa Baby」は赤ちゃん姿のちいかわたちで組まれたライン。さきほどのパレードの商品一覧を「Chiikawa Baby」で検索すると、巾着ポーチ、ひんやりブランケット、ハイハイフィギュアなど8件が出てくる。いちばん新しい「Chiikawa Baby りんりんおかおマスコット」は2026年9月中旬から順次展開の予定になっていて、シール以外でも普通に動いている看板だ。
告知画像には3枚のシートが斜めに重ねて置かれている。寿司のシートには軍艦巻きやいなり、「ガリ」と書かれた札、「寿司」と入った湯呑みまで混ざっていて、ネタ以外の小物でシートを埋めている。Babyのシートは哺乳瓶やおくるみ。ぷっくり膨らんだ立体シールなので、写真でも厚みが分かる。
一方で、肝心のところが公式ポストには書かれていない。シール1枚の価格も、シートが何種類入るのかも、シークレットがあるのかも触れられていない。今の時点で確定しているのは発売日と売り場だけだ。
デザインの感想より先に、売り場の話が出てきた
このシリーズ、もともと手に入りにくい。8月8日からは『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の入場者特典としてもボンボンドロップシールが配られていて、そのシートのキャラの並びが上から浜辺・陸・海・海底の順になっていたという発見の投稿が9万いいねを超えている。8月の時点では品切れが続いていて、店頭でひょいと買える空気ではなかった。
なのでリプにも、まず買える場所の話が並んだ。
- 「受注生産も検討してください…」
- 「田舎なので、実物を見たことがないです😂」
限定販売店舗が3つしかなく、うち2つはリアル店舗。近くにちいかわらんどもPOP UP SHOPも無い人は、オンラインのちいかわマーケット頼みになる。告知の最後に「クーリア公式通販での販売は後日お知らせします」と添えられているので、窓口はもう少し増えそうではある。ボンボンドロップシールを作っているのは(株)クーリアで、公式アカウントのプロフィールによるとサンスター文具と提携している。
デザインそのものに食いついた声もあった。
- 「身長が足りないハチワレいて草、めっっっっっっちゃ欲しい」
寿司のシートをよく見ると、ネタとの合体の仕方がキャラごとに違う。そこを見つけて笑っている人がいるあたり、絵柄の作り込みは相変わらずだ。
発売は9月25日から。先にフィギュアのほうを持っている人は、同じ「ちいかわ寿司」でもシートに並ぶネタの顔ぶれがどう変わるのか見比べてみると面白いと思う。