映画ちいかわの特典シール、キャラの並びが上から浜辺・陸・海・海底の“深さ順”になっていた
8月8日から、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の入場者特典第2弾が始まりました。中身はボンボンドロップシール。ぷっくり膨らんだ立体シールで、いま品切れが続いているあのシリーズです。
配ってすぐ、このシールの構成にひとつ気づいた人が現れました。何の気なしに眺めていたキャラの並び、実は上から下へ順番になっているらしいという話です。
上から浜辺、陸、海、そして海底
投稿には、シート横に矢印と番号が書き込まれています。いちばん上が浜辺、その下が陸のいきもの、さらに下が海のいきもの、いちばん下が海底のいきもの。上から下へ、そのまま潜っていく並びになっています。
言われてから見返すと、たしかにそうなっています。上段にいるのは緑の草スカートをはいた陸の面々で、真ん中あたりから尾ひれが生えた人魚姿が増えていき、いちばん下には映画に出てくる食堂の主・島二郎がどっしり構えている。台紙の色も上が砂浜のベージュで、下にいくほど青が濃くなる作りです。
映画のタイトルがそもそも「人魚の島」です。1枚のシートで島の断面を縦にたどれるようになっている、と考えると芸が細かい。特典なのでコストも枚数も制約があるはずですが、そこにこの構成を仕込んでいるわけです。
そもそもボンボンドロップシールって何
このシール、大阪のクーリアという会社が2024年3月から出しているシリーズです。飴玉のようにぷっくり盛り上がった形と、レジンみたいな透明感が特徴で、1シートに40個ほど入って500円前後。ファンからは「ボンドロ」と略されています。
火がついたのは2025年の後半あたりから。雑貨店でも量販店でも入荷即完売という状態が続き、定価の10倍近い値段で転売される事態にもなりました。トレンドマイクロの調査では、このシールの取り扱いを装う偽の販売サイトが2026年3月末時点で532件確認されています。1月が67件、2月が251件と、年明けから急に増えた計算です。メーカー側は2026年4月に通常の2.5倍まで増産し、年後半には供給が安定する見通しを出しています。
つまり今回の特典は、品薄が続いているブランドと、大ヒット中の映画がぶつかった格好になります。第1弾のチャームミニフィギュア(ランダム全8種)が8月7日までだったので、そこからバトンタッチする形での配布です。
「小学生か!」と言われながら映画館へ
反応を見ていると、シールが目当てで2回目を観に行った人がけっこういます。「人生で一度も持ってないもんボンボンドロップシール」と母親に言い返しながら劇場に向かった人、通常サイズのボンドロと並べてサイズを比べる人、島二郎のシールを加工してピアスにした人まで出ていました。
配布は劇場ごとの数量限定で、無くなり次第終了です。「うちはまだ配ってます」とわざわざ告知している映画館もあれば、全国的にいつまで持つのか分からないという声もあります。狙っている人は早めのほうがよさそうです。
映画そのものの盛り上がりは『映画ちいかわ』が記録的大ヒットでXが騒然になった話、島二郎まわりの小ネタは食べログに実在する「島二郎」のページにまとめてあります。