「洗濯機に入れたブラはもうダメ」説がXで広まり、買い替えようとしたら全部タグを切っていた人が現れる
「ブラジャーは洗濯機にかけたら、その時点でもうダメになっている」。そんな説がXで回ってきて、そうだったのかと家じゅうのブラを見直した人がいました。買い替えるためにサイズを確認しようとしたところで、話が思わぬ方向に転がります。
タグが肌に当たって痒いので、全部切ってしまっていた。つまり手元にあるブラは、傷んでいるうえにサイズも分からない状態になっていた、という顛末です。27万を超えるいいねがつきました。
洗濯機で傷むのは、だいたいワイヤーのせい
では実際、洗濯機に入れると何が起きるのか。下着の開発を10年やっているという人の説明がわかりやすく、傷む理由はワイヤーの歪みが圧倒的に多いとのこと。逆に言えば、ノンワイヤーのブラならまだ間に合う可能性があります。
「洗濯機に入れた=即アウト」と決めつけて捨てる前に、まだ使えるか確かめてほしい、という話でもあります。
メーカー側の言い分も見てみると、ワコールの公式サイトは手洗いを基本として案内しています。ぬるま湯に洗剤を溶かし、ホックは留めたまま、パッドは外して別に洗う。ワイヤー入りは押したり揉んだりせず「振り洗い」。縫い目のないタイプは、押し洗いや掴み洗いをするだけでカップの形が崩れることがあるそうです。すすぎ残しは黄ばみの原因になるので、そこもしっかり。
そもそも手洗いしている人は3割しかいない
とはいえ、みんな手洗いしているのかというと、そんなことはありません。ワコールがWEBコミュニティで4,532人に聞いた調査によると、ワイヤー入りブラを手洗いしている人は29%。取扱い表示が手洗いになっているのに手洗いしていない人が71%で、いちばんの理由は「面倒だから」でした。
同じ調査では「洗濯機で洗ったらワイヤーが変形したので手洗いに変えた」という声も出ています。7割が表示どおりに洗っていないわけで、今回の説が刺さった人が多かったのもうなずけます。
「うちは全員ゾンビ」の報告が続々
反応欄はほぼ大喜利になっていました。乾燥機までかけているから「もはやゾンビ」、小学生のときからずっとその状態なので「死を身に着けて生きてるってコト!?」、ワイヤーが折れて生地を突き抜けた人は「酷使して骨折させたのか」。たかが乳当てにそんな手間はかけていられない、と開き直る人もいて、罪悪感より笑いが勝っている空気です。
言い回しの話も出ていました。大阪では洗濯機は「まわす」ものだけれど、ブラジャーは洗濯機に「かける」ものらしい。たしかに元の投稿も「かけたら」でした。
タグを切っていても、測り直せば分かる
肝心の身元不明問題ですが、こちらは測り直せば解決します。トップバストとアンダーバストを測って、その差でカップを割り出す方式なので、タグが無くても自分のサイズは確認できます。トリンプやワコールは店舗で無料のフィッティングもやっているので、正確に知りたいならそちらが早い。
チクチクするタグを切ってしまう気持ちはよく分かりますが、切る前にサイズだけでもスマホで撮っておくと、次に困りません。ついでに、いま着けているブラの生存確認もどうぞ。