ローソンが手巻おにぎり全品を10円値下げ、9月29日から。シーチキンマヨネーズは171円に
値上げのニュースには慣れてしまいましたが、逆方向は久しぶりです。8月24日、ローソンが9月29日(火)から手巻おにぎりを全品10円値下げすると発表しました。
何がいくらになるのか
公式リリースに載っている価格は次のとおりです。いずれも税込です。
対象は全国の店舗で、北陸エリア限定の「福井梅」や近畿エリア限定の「味付海苔手巻 追い鰹製法おかか」といったエリア限定商品も含めた手巻おにぎり全品。一部の商品は11円下がります。
ここが地味に大事なところですが、リリースには「商品の仕様を変更することなく」と明記されています。値段だけ下げて中身をこっそり小さくする、という形ではないという説明です。
理由は米の市場価格の下落と、減り続けた米の消費量
ローソンが挙げている理由は2つあります。ひとつは米の市場価格が下がったこと。もうひとつが、日本人が米を食べる量そのものの落ち込みです。
リリースによると、1人1か月あたりの精米消費量は2025年度平均で4,435g(前年比6.1%減)。2026年4〜6月は回復傾向が見えているものの、6月の消費量は4,518gにとどまり、2024年6月の4,804gと比べると約6%少ない水準です。近年でいちばん高かった2024年度平均の4,722gにも届いていません(数字はいずれも米穀安定供給確保支援機構の調査によるもの)。
ローソンはこの値下げについて、お求めやすい価格でおにぎりを提供するとともに「米の消費拡大を応援してまいります」としています。
「10円でもうれしい」と「まだ高い」で割れた
Xの反応は、素直に喜ぶ声と、複雑な顔をする声のどちらもありました。
「少しほっとする」「ローソンやるじゃん」「10円でも値下げしたらやる気だな、っていう印象付けはできる」といった前向きな受け止めが並ぶ一方で、「5年前は120円台、3年前は157円」と過去の価格を並べて、10円が話題になること自体を眺めている人もいました。「ローソンに続いてほかのコンビニも」と、他社へのプレッシャーを期待する声もそれなりに見かけます。
10円という幅をどう受け取るかは、その人がいつのおにぎりの値段を基準にしているかでだいぶ変わりそうです。180円が当たり前になった今から見れば1割弱の割引、120円台を覚えている人から見れば焼け石に水。同じニュースなのに感想が割れるのが、ここ数年の食べ物の値段の話らしいところではあります。
9月29日は火曜日
値下げの開始は9月29日(火)から。おにぎりを毎日買う人なら、月末の火曜から財布の減り方がわずかに変わります。おにぎり2個で20円、20日買えば400円。これを大きいと見るか小さいと見るかは、まあ人それぞれです。