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デュオリンゴ公式が「鳥畜生」でもエゴサしていると明かす、悪口で呼んでも本人が飛んでくる

2026年8月21日 ・ トレンド「デュオリンゴ 鳥畜生 エゴサ Duolingo 公式X」より

語学学習アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」の催促通知を無視してTikTokを開いたら、そこにデュオリンゴの動画が流れてきた。ちよりあさん(@chiyoria_)が「逃げ場ない、ほんまに鳥畜生」と書いた投稿は、それ自体が2,600いいねを超えて共感を集めていた。

問題はそのあとだ。日本公式のデュオリンゴがこの投稿を引用して、こう返した。「一応「鳥畜生」でもエゴサしてるからね」。14万件を超えるいいねが付いた。

罵り名のほうで見つかる不憫さ

反応でいちばん多かったのは、公式が見ていたことへの驚きより「その語で拾われたのか」という気の毒さのほうだった。「デュオリンゴとエゴサして見つけたのならまだしも、鳥畜生で見つかるの不憫だな」「鳥畜生っていう自己認識あるんだ」といった声が並ぶ。

一方で、これを新しい機能として受け止めた人もいる。「鳥畜生でデュオリンゴ召喚できるの草」「別の言葉で表現しても反応が来るか、今後3か月かけてじっくり考えようと思う」と、呼び方を試す方向に走る人がぼちぼち出てきた。そして「やばい、いつか罵ってしまいそうだけどバレるのか」と急に姿勢を正す人もいる。悪口を言った側が身構えるという、なかなか珍しい構図になった。

「鳥畜生」と呼ばれるまでの経緯

そもそもデュオリンゴが罵られているのは、学習をサボると届く催促のプッシュ通知が理由だ。マスコットの緑のフクロウ「デュオ」が、放置するほど圧の強い言い回しで戻ってこいと迫ってくる。英語圏では早くから passive-aggressive(受け身の攻撃性)なフクロウとしてミーム化していて、2017年の時点で同社は通知の文面を「優しさと意地悪のちょうどいいバランス」と説明していた。

面白いのは、この悪評をブランド側が全部引き受けたことだ。2021年にSNS運用を任された当時23歳の担当者が、着ぐるみのデュオを前面に出し、脅してくるフクロウというキャラを公式のほうから強化していった。TikTokのフォロワーは1年あまりで300万人を超えた。日本のアカウントも同じ路線で、花火大会の誘い文句を一言一句コピーしたパロディや、入院で消えた10歳の301日連続記録を元に戻した対応で何度もバズを起こしてきた。

「鳥畜生」は、その積み重ねの上に日本のユーザーが勝手に付けたあだ名にあたる。公式が自分で名乗ったわけではないのに、公式のほうがその語で検索窓を張っていた。

悪口をエゴサ範囲に入れておく胆力

企業アカウントのエゴサはふつう社名やサービス名でやるもので、そこから外れた蔑称まで拾いに行く運用はあまりない。今回のリプ欄には、そこを逆手に取って要望を投げる人も現れた。「フィンランド語を日本語版で勉強したいです」「LINEスタンプを売ってください」と、鳥畜生と呼びかけながら真面目な機能改善の相談が飛んでいる。

もちろん、全員が笑っているわけではない。「通知が出てこないモードを作ってほしい」「もう着いてこないで」という切実な声も同じ欄に並んでいて、そこは通知アプリの宿命という感じがある。

それでも、悪態をつくたびに本人が飛んでくるとわかってしまった以上、これからは打つ前に少し考えることになる。とりあえず今日のぶんのレッスンは、済ませておいたほうがよさそうだ。

参考: Duolingo gets massive TikTok following thanks to passive-aggressive owl(Marketing Mag)