一番くじ「桜蘭高校ホスト部」B賞の正体はハルヒが割った花瓶
一番くじ「桜蘭高校ホスト部」のB賞は、第1話でハルヒが割ったあの花瓶だった。約10cmのミニチュアで、名前は「はじまりの花瓶」。
9月28日18時、一番くじ公式Xが「全ラインナップ公開」として告知した。A賞からH賞、ラストワン賞まで全部の中身が一度に出ている。
告知文でいちばん前に出されたのも、A賞のフィギュアではなくB賞の花瓶だった。この記事を書いている時点で、投稿には9,000件を超えるいいねが付いている。
ハルヒが割ったのは800万円の花瓶
作品を知らない人向けに、花瓶の話をしておく。
主人公の藤岡ハルヒは、名門・桜蘭学院に特待生で入った庶民の生徒だ。勉強場所を探して空き教室に入ったら、そこがホスト部の部室だった。
白泉社のコミックス1巻の紹介文には、こう書かれている。
部室内の花瓶(800万円!)を割ってしまい、借金返済のためホスト部員になる羽目に…!?
高校生に払える額ではない。そこで部長の須王環が言い出したのが、「100人の指名客を集められたら800万円はチャラにしてやる」という条件だ(dアニメストアの第1話あらすじより)。ハルヒは男子と間違われたまま、ホストとして働くことになる。
つまりこの花瓶がなければ、物語そのものが始まっていない。一番くじ側が「はじまりの花瓶」と名付けたのはそういう意味だ。
B賞は約10cmの陶器、割らないように
もちろん、B賞そのものが800万円するわけではない。くじは1回750円で、800万円は作中の値段の話だ。
公式ページの説明は「ハルヒが割ってしまった『あの花瓶』が小さくなって一番くじにラインナップ!」。全1種で、サイズは約10cm。
素材にも一言添えられていて、陶器製だという。説明文の最後は「実際に割らないようにご注意を…」で締められている。作中で割れた物を、割れる素材で作ってきたわけだ。
棚に飾るなら、ハルヒの二の舞にならない場所を選びたい。
20周年はアニメから数えた数字
タイトルの「20th Anniversary」は、原作ではなくテレビアニメの20周年を指している。
- 原作の連載開始: 『LaLa』2002年9月号
- コミックス1巻: 2003年8月刊
- テレビアニメ放送: 2006年4月〜9月
原作の連載開始から数えると、もう24年がたっている。20周年と聞いて「あれ、もっと前じゃなかった?」と思った人は、たぶん原作の記憶で計算している。
アニメ20周年の動きは今年の頭から始まっていた。オリコンニュースによると、2026年1月21日にアニメの公式Xが期間限定で開設されている。アニメイトも「アニメ放送20周年記念」と銘打ったグッズを出していた。
A賞のフィギュアもアニメ基準で作られている。公式ページの説明では、アニメのオープニングの一部シーンを再現したもので、台座に20周年のロゴが入る。ハルヒが約14cm、環が約16cm(どちらも台座込み)。
H賞はアニメのあのテロップ
アニメを見ていた人ほど刺さりそうなのがH賞の「テロップラバーチャーム」だ。全12種から選べて、サイズは約5.5〜8.5cm。
アニメ版には、キャラクター紹介やツッコミの場面で画面にテロップが入る演出があった。それがそのままチャームになっている。
告知画像で確認できる12種の中身は、ざっくり2系統に分かれる。
- 部員の紹介札(「高等部1年 藤岡ハルヒ」「高等部2年 須王環(ホスト部キング)」など6種)
- 場面のテロップ(「環脳内劇場」「妄想による記憶のアレンジ」「超親バカ」「寝起きは悪いがわりと早起き」など)
「環脳内劇場」をカバンに付けて歩く勇気があるかどうかは人による。公式の説明にも「どこか懐かしいテロップたち」とある。
発売は10月24日、1回750円
店頭は10月24日(土)から順次、オンラインは10月28日(水)11時から。取扱店はローソン、書店、ホビーショップ、一番くじ公式ショップ、一番くじONLINEなど。
ラストワン賞は、A賞と同じ2人のフィギュアの別バージョン。公式の説明は「ハルヒの笑顔がとっても可愛らしいフィギュア」で、最後の1回を引いた人だけがもらえる。
価格も見ておくと、2027年1月発売の一番くじ「デスノート」第2弾は1回850円なので、こちらは100円安い。少女漫画が原作のくじでは、一番くじ「カードキャプターさくら クリアカード編」も11月に出る。
各賞の写真は一番くじ公式の商品ページで見られる。花瓶を連れて帰るなら、10月24日のローソンが最初のチャンスになる。