紀文(きぶん)が“のりふみ”だと思われてた…公式の中の人の自虐報告に「むしろ通じる」と共感集まる
自分の名前や会社の名前を、まったく別の読み方をされてしまう。誰しも一度は経験のある“読み間違いあるある”ですが、それを当事者である企業の公式アカウントが目撃してしまったら、どうなるか。おでんや練り物でおなじみの紀文公式(@kibun_kitchen)が投稿した、こんな報告が話題です。
「【朗報】昨夜とあるスーパー様にて、弊社の肉まんを購入しているご家族を見かけた」。ここまでは、自社製品が選ばれる嬉しい光景。ところが「【悲報】お母様が息子さんに『のりふみの肉まん持ってきていいよ〜』と言ってた」。そう、「紀文(きぶん)」のことを、すっかり「のりふみ」だと思われていたのです。朗報からの悲報、この緩急のつけ方も含めて、中の人のセンスが光ります。
なぜ「のりふみ」と読めてしまうのか
冷静に考えると、これは無理もない誤読です。「紀文」の「紀」は、紀子(のりこ)さんなどの名前で“のり”と読まれることがあり、「文」も文彦(ふみひこ)さんのように“ふみ”と読むのはごく自然。つまり、二文字を素直に訓読みでつなげると、「のりふみ」という、いかにも人名らしい響きが完成してしまうのです。
リプライ欄でも、この“トラップ”を分析する声が続々。「人名というイメージが少しでもあると、『のりふみ』と読めてしまうトラップ」と指摘する人や、「のりふみと読みたいきぶん(気分)です」と、社名と「気分」をかけて遊ぶ人まで登場しました。
「むしろ“のりふみ”のほうが通じた」
さらに面白いのが、「のりふみ」呼びがあながち間違いとも言い切れない、という報告です。ある人は「先日、職場の会話で『きぶん』と言っても通じなかったので、『のりふみ』で説明したら一発で伝わった」という実体験を披露。誤読のはずが、もはや一定の“市民権”を得つつある気配すらあります。
それにしても、お客さんに親しまれているからこその、ほっこりした読み間違い。それをクレームでも訂正でもなく、軽やかな自虐ネタとして昇華してしまう紀文公式の余裕に、好感を抱いた人も多かったようです。次にスーパーで紀文の商品を見かけたら、心の中でそっと「きぶん」と読んであげたくなる。そんな一件でした。