『救命病棟24時』が13年ぶり復活、シリーズ初の月9で江口洋介と松嶋菜々子は16年ぶり共演
8月26日、フジテレビの医療ドラマ『救命病棟24時』が13年ぶりに新シリーズを作ると発表された。放送は10月12日スタート、枠は月9。江口洋介と松嶋菜々子のW主演になる。
公式SNSの開設と同じタイミングで発表があり、その日のうちに「救命病棟24時」と「進藤先生」がYahoo!リアルタイム検索の急上昇に並んだ。役名のほうが単独でトレンドに乗るあたり、このシリーズの浸透具合が出ている。
13年ぶり、そして「16年ぶり」
前作にあたる第5シリーズの放送は2013年なので、新作としては13年ぶりになる。ただ、今回の見出しに使われているのはもうひとつの数字のほうだ。
江口洋介と松嶋菜々子が並ぶのは16年ぶり。二人が最後に一緒に出たのは2010年のスペシャルで、その後の第5シリーズは松嶋の単独主演、江口は出ていない。逆に第2シリーズは江口が出て松嶋が出ていない。1999年の第1シリーズから数えて、二人がそろう回はもともと毎回ではなかった。
役名も据え置きで、江口が進藤一生、松嶋が小島楓を演じる。小島は第1シリーズでは25歳の研修医で、進藤に厳しく指導される側だった。第3シリーズで救命医、第4シリーズで医局長と役職が上がっていて、シリーズを追うと一人の医師のキャリアがそのまま追える作りになっている。
今回のテーマは「働き方改革」と「世代間の価値観」
新シリーズが扱うのは、令和の救急医療が抱えている問題だとされている。具体的に挙がっているのは医師の働き方改革、世代間の価値観の違い、そして命の選択の3つだ。
「変わりゆく時代の中で失ってはいけないもの」がテーマとして掲げられている。第1シリーズの1999年当時と現在では、救急医療の現場を取り巻く事情がまるで違う。当直明けにそのまま外来へ、という働き方が是正の対象になっている今、進藤一生というキャラクターがどう描かれるかは見どころになりそうだ。
制作陣は入れ替わっていて、脚本は第2シリーズを手がけた田辺満ほか、プロデュースは足立遼太朗、演出は柳沢凌介ほかが担当する。
放送は10月12日、初回は15分拡大
タイムラインの反応は「懐かしい」「進藤先生が帰ってくる」という声と、「リバイバルブームだな」という一歩引いた声に分かれていた。フジの月9はこのところ復活・続編ものが続いているので、後者の見方が出るのは自然ではある。
とはいえ、1999年に始まった枠で研修医だったキャラクターが、27年後に指導する側として同じ現場に立つ。そこまで時間をかけないと撮れない画があるのは確かで、そこは新作を作る理由として強い。