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きのこの山・たけのこの里が11月値上げ、明治14品にカールも

2026年8月18日 ・ トレンド「きのこの山 値上げ たけのこの里 明治 2026 カール 価格改定」より

きのこ派もたけのこ派も、今回ばかりは同じ側に立つことになった。

明治が8月18日、価格改定のお知らせを出しました。対象は飲料3品とチョコレート・スナック11品の計14品。そこに「きのこの山」と「たけのこの里」が両方そろって入っています。

14品の顔ぶれ

チョコレート・スナックの11品は、きのこの山(66g)、たけのこの里(63g)、きのこの山いちご&ショコラ(64g)、たけのこの里いちご&ショコラ(61g)、ガルボのチョコパウチとつぶ練り苺パウチ、ガルボのポケットパック3種(チョコ、つぶ練り苺、ほろにがブラック)、そしてカールチーズあじ(64g)とカールうすあじ(68g)です。

飲料3品は辻利お濃い抹茶ラテ(210ml)、辻利抹茶ラテ(200ml)、辻利ほうじ茶ラテ(200ml)。こちらは10月1日出荷分からで、改定率は約16〜21%と大きめです。

ひとつ押さえておきたいのは、リリースに書かれているのがどれも「出荷価格」の改定率だということ。店頭でいくらになるかは小売店側が決めるので、11月1日にレジの数字がそのまま3〜8%上がる、という話ではありません。

去年は「量が減る」ほうだった

きのこの山の内容量が66gと書かれているのを見て、あれ、と思った人もいるはずです。もともとは74gでした。

明治は2025年1月17日のリリースで、同年5月20日発売分からきのこの山を74g→66g(約11%減)、たけのこの里を70g→63g(10%減)に変えると発表しています。このときは116品の価格改定とセットで、内容量の変更もあわせて公表されていました。

つまり去年は量が減り、今年は価格が上がる。今回のリリースには内容量変更の項目そのものがないので、少なくとも66gと63gは維持されたまま値段だけが動くことになります。減った量が戻るわけではありませんが、黙って中身を減らすかたちではないぶん、何が変わったのかは追いやすい。

カールが入っているのは西日本の話

11品のうち2つがカールチーズあじとカールうすあじです。関東で暮らしていると「カールってまだあったっけ」となるところですが、これは2017年の話につながります。

明治は2017年5月、カールの中部地方以東での販売を同年8月生産分で終了すると発表しました(ITmedia ビジネスオンライン)。全国5か所あった生産拠点は四国明治の松山工場1か所に絞られ、ラインアップもチーズあじとうすあじの2種類だけになっています。最盛期の1990年代に190億円規模だった売上が約60億円まで落ちていたことが理由として説明されていました。

その2種類が、そのまま今回の対象2品です。西日本のスーパーでカールを普通に買っている人には身近な話で、東日本の人にとっては「そういえば」の話になる。同じリリースの同じ表なのに、住んでいる場所で温度が変わります。

「まだまだ続きますね」

発表を伝えるニュースには、食品の値上げが続くこと自体へのため息が並びました。何を買うか考えるようになった、という趣旨の投稿がいくつも流れています。

一方で、笑いに寄せる声もありました。NHKの見出しが「きのこの山」だけを立てていたのを見つけて、NHKはきのこ派なのでは、とツッコむ人。長年決着しないきのこ・たけのこ論争を終わらせるのは味の議論ではなく値段のほうかもしれない、と書く人。もめごとの構図が値上げひとつで急に共闘に変わるのが、この2商品らしいところです。

11月1日出荷分からなので、店頭に反映されるのはもう少し先です。秋のうちに買いだめするかどうかは、きのこ派とたけのこ派で相談してください。