人生初のペペロンチーノが“真っ黒な沼”に…こぼした「リュウジ先生」に本人が降臨、神アドバイスで救済
料理初心者なら誰もが通る道、それが「簡単そうに見えて実は超ムズい」ペペロンチーノです。浅葱ライカ(@AsagiRaika310)さんも、気まぐれで人生初の挑戦に乗り出したのですが結果は、なかなかの大惨事でした。
ニンニクは黒焦げの消し炭に。茹で汁はぐつぐつと泡立つ真っ黒な沼(本人いわく「腐れ湖」)に。そして最終的に出来上がったのは、なぜか焼きそば。写真の鍋の中は、もはやペペロンチーノの面影ゼロです。途方に暮れた本人が「僕の何がいけなかったのでしょうリュウジ先生…🍝」と、すがるように料理研究家の名を呼びました。
まさかの本人降臨、しかも超やさしい
なんと、その「リュウジ先生」ことリュウジ(@ore825)さん本人が、ふらりとリプライ欄に降臨したのです。
「最初のにんにくを炒める火力が強すぎ。弱火にして、唐辛子は焦げやすいので後から。これで腐れ湖は回避できます」と、失敗の原因をピンポイントで指摘。しかも「それ以外はお上手」「仕上がりの水分とか良い感じ」「初めてでこれは上出来すぎる」「料理の才能あります!」と、これでもかと褒めて励ましていくスタイル。叱るどころか、徹底的に次へのやる気を引き出していく対応に、見ている側まで温かい気持ちになります。
突然のスター登場に、投稿者さんも大興奮。
「確かにフライパンからはみ出るくらい火が出てました!」と敗因を認めつつ、「ペペロンチーノ大好きなので再チャレンジします!」と前向きに宣言。失敗を笑い飛ばして助けを求めたら、本物のプロが本当に来てくれた。SNSならではの、ちょっと幸せな出来事でした。
リプ欄では“火加減の神例え”も誕生
ちなみに、この一件はもう一つの名場面を生んでいました。リュウジさんの「火力が強すぎ」という指摘をきっかけに、リプライ欄では「そもそも、なぜ弱火を強火で時短してはいけないのか」という火加減談義が白熱。そこに、思わず膝を打つ例えが登場したのです。
モチガイ(@Mochigai)さんが紹介して11万を超えるいいねを集めたのが、こんな例え。「おばあちゃんの肩を優しくとんとん50回してあげるのを、時短しようと思って金属バットで5回ぶん殴ったら、同じ結果になりますか?」。……絶対にならない。むしろ取り返しがつかない。回数(時間)を減らして強さ(火力)で補おうとすると、まったくの別物が出来上がる、というわけです。
触発された人たちからは、別バージョンも続々。「40度のお湯にじっくり浸かるのを、80度で半分の時間にすれば同じ、とはならない」(@Kakyo_vortexさん)、「0.1mmのペンで10時間かけて描く絵を、1mmのペンで1時間で同じようには描けない」(@AFN_Sirogumiさん)、「歩いて降りると時間がかかるから、飛び降りよう、みたいなもの」(@greeen_pngさん)。どれも、弱火には弱火の仕事がある、という料理の真理を笑いとともに突いています。
人生初のペペロンチーノの失敗が、プロの降臨を呼び、さらには火加減の名講義まで生んだ。たった一つの“消し炭”から、これだけの学びと笑いが広がったのでした。次に「弱火」の文字を見たら、もう金属バットが頭をよぎって、おとなしく火を弱めるはずです。