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出前が一向に来ない→自分も配達員だったと気づきアプリ起動→“自分の注文”が降ってきて実質300円で完食

2026年6月26日 ・ トレンド「自分の出前を自分で配達」より

フードデリバリーを頼んだのに、いつまで経ってもドライバーが決まらない。お腹を空かせて待つ身には、地味につらい時間です。ところが、その状況を“ある裏技”で解決してしまった人が現れました。qaws(@qaws1234_5)さんです。

「誰も俺の飯届けてくれないから、そういえば自分もドライバー登録してたなって起動したら、自分の注文飛んできて大笑いW なんか300円で飯食えた」。デリバリーサービス「ロケットナウ」で注文したものの、配達してくれる人が現れない。そこで本人が配達員アプリを立ち上げたところ、システムが律儀にマッチングし、よりによって“自分の注文”を自分に割り当ててきた、というわけです。客であり、配達員でもある。一人二役の出前が、こうして成立してしまいました。

“実質300円”のカラクリを数字で見る

投稿された2枚のスクリーンショットが、この珍事をリアルに物語っています。

注文側の画面に並んでいたのは、バーガーキングのスナックチキンと、ワッパーセット(ワッパー+ポテトL+ドクターペッパーM)。締めて854円のところに、「合計832円相当の特典! 送料・サービス料無料に加えクーポンが適用されました」の文字。つまり、食事そのものはかなりの割引価格で手に入れています。

一方、配達側の画面には「配達完了 523円」。基本料金445円に追加料金78円が乗り、さらに「あと2件追加で+500円」というミッションまで進行中。要するに、自分で自分に届けた“労働の対価”として523円を受け取っているのです。割引で安く買った食事代から、受け取った配達報酬を差し引けば。本人いわく「300円で飯食えた」。なんなら、ちょっと得しているまである。自宅から店、店から自宅。同じ人間が往復しただけで、ハンバーガーと数百円が手元に残った計算です。

「これ、まかり通ってエエんか」問題

あまりに痛快なライフハックに、リプライ欄は「これまかり通ってエエんかwww」「ガチならクソおもろい」と大盛り上がり。一方で、気になるのは「これって規約的にアリなの?」という点です。

本人も翌日、「起きたらめちゃくちゃ“違反”って言われてて顔やばい」としつつ、「サポートセンターに聞いたら“何の問題もない”と言われました」と報告。ただし話はそう単純でもないようで、現役の配達員からは「サポセンは対応する人によって回答が違うので、複数人に確認したほうがいい」という慎重な声も上がりました。

さらに、サービスごとに事情はまちまち。他社のケースとして「出前館はアウト」「Uberは配達員登録している端末からだと、そもそも自分の注文は飛んでこない仕組み」といった指摘も寄せられています。つまり“自分の注文を自分で配達”が成立するかどうかは、利用するサービスの規約とシステム次第。今回はたまたま成立した幸運なケース、と捉えておくのが無難でしょう(真似する場合は各サービスの規約をご確認を)。

それにしても、「誰も届けてくれないなら、自分で届ける」という発想の強さよ。困ったときに自分を頼る、究極の自給自足。空腹は、ときに人を最強の配達員に変えるのでした。