ロックアイスのカップにストローを挿して飲んでいたら、除湿剤に溜まった水を飲む人だと思われた
8月14日、公園のベンチで起きたささやかな事件が5万いいねを超えました。
投稿主のシャケーザさんが飲んでいたのは、セブンプレミアムの「ロックアイス カップタイプ 400g」に水を入れたもの。フタのフィルムを少しめくって、そこにストローを挿しています。後から来た人には、これが除湿剤の受け皿に見えたようです。
言われてみると確かに似ています。半透明の四角い容器、中で水位が上がっていく感じ、屋外に置かれている状況。「水とりぞうさん」の類を思い浮かべた人が、水面にストローが刺さっているのを見てしまった瞬間の衝撃はかなりのものだったはずです。
実はメーカーが想定している使い方
雑な飲み方に見えて、これはそこまで外れていません。
ロックアイスを作っている小久保製氷冷蔵の商品ページには、カップタイプについて「卓上用のアイスペールとしてそのままお使いいただけます」と書かれています。つまりこの容器は最初から置いて使う器として設計されていて、袋タイプのように移し替えることを前提にしていません。
器として置けるなら、そこに水を注いで直接飲むところまでは一直線です。コップも持たず、洗い物も出ず、氷は最後まで溶けきらない。夏の屋外で考えると、むしろかなり合理的な部類に入ります。
リプ欄にも同じことをやっている人が出てきました。麦茶ではなくコーン茶で同じ飲み方をしている人、保冷バッグにロックアイスを詰めてコミケに持って行くことを勧める人。少数派ではあるものの、初出のアイデアというわけでもなさそうです。
「ロックアイス」は一般名詞ではない
ここでひとつ、かなりの人が勘違いしているであろう話を挟みます。
同社は商標についてのページで、レシピ本などで普通名称のように使われる例が見られると触れています。コンビニの氷を全部まとめて「ロックアイス」と呼んでいた人は、なかなかの数がいるはずです。ちなみに6月9日は語呂合わせで「ロックアイスの日」に制定されています。
投稿主が最後に付け足していたこと
バズったあと、シャケーザさんは「ロックアイスと除湿剤の宣伝に一助できたかしら」と書きつつ、除湿剤に溜まった水は飲めないので飲まないでほしい、と注意を添えていました。当たり前のことに見えて、この投稿の広がり方を考えると必要な一文ではあります。
そして目撃者側にも、いちおう名誉があります。ロックアイスのカップは実際に除湿剤の容器に似ているし、公園のベンチという場所も判断を曇らせました。叫ぶくらいの反応をした人は、たぶん本気で心配していたのだと思います。