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お盆が明けたら精霊馬のきゅうりが疲れきっていた 4日間の勤務あとの姿が10万いいね

2026年8月18日 ・ トレンド「精霊馬 きゅうり しなびた お盆 2026 猫」より

お盆の飾りは、置いた日と片づける日で見た目がまるで変わります。ただ、ここまで表情が出ることはそうありません。

8月17日の0時20分、琴音さん(@cotocotton_)が投稿した1枚です。竹のすだれの上、爪楊枝の脚で組まれたきゅうりの馬が、背中を大きく反らせて脚の上にへたり込んでいます。奥のなすも皮がしぼんで、つやが完全に落ちている。「かなり頑張って走ってくれたみたいで」という一文だけで、10.8万いいね、510万表示まで伸びました。

4日前は、ちゃんと足が速そうだった

同じ飾りの初日の写真も本人が上げています。

8月13日、迎え盆の日の姿です。きゅうりはまっすぐ張っていて、頭にあたる先端をぐっと持ち上げている。なすは皮がぱんと張って、どっしり構えています。本人のコメントも「頭をもたげて足の速そうな胡瓜と、でっぷりしてて足の遅そうな茄子」でした。

同じ2本が、4日後には反り返って伏せている。速そうだった側が、いちばん消耗しているのが効いています。

迎えに行ったのは、乗り物嫌いの猫だった

バズに気づいた琴音さんが、その後こう補足しています。

乗り物嫌いの猫を迎えに行かせたので、乗せるまでが相当大変だったのではないか、と。写真をよく見ると、飾りの左側には小さな器に入った煮干しと、写真立てが並んでいます。この馬と牛が担当していたのは、その子の送り迎えだったわけです。

投稿主は京都で日本髪を結う結髪師で、京町家スタジオ「京織雪」の店主。飾りに使われている蓮の葉やおちょこの並べ方が妙にきれいなのも、そのあたりが効いていそうです。

精霊馬は、行きが馬で帰りが牛

念のため作法をおさらいしておくと、きゅうりとなすで作るあの飾りは精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれます。きゅうりは足の速い馬で、ご先祖様に早く帰ってきてもらうための迎え用。なすは足の遅い牛で、お土産を積んでゆっくり戻ってもらうための送り用です(はせがわ)。13日に迎えて16日に送るのが一般的な期間で、今回の写真もちょうどその日程どおりに撮られています。

つまり毎年ちゃんと4日間ぶんの跡が残っているはずなのに、初日と最終日を並べて撮る人はあまりいません。今年のお盆はもう終わりましたが、来年は13日の写真を1枚だけ残しておくと、16日にちょっと面白いものが見られます。