お笑いコンビ「滝音」がダブルインパクト2026で優勝 2896組の頂点、トップバッターからの2代目王者
漫才とコント、その両方の出来栄えで頂点を決めるお笑い賞レース「ダブルインパクト2026」が、7月20日の夜に日本テレビ系で放送されました。2代目王者に輝いたのは、吉本興業のコンビ「滝音(たきおん)」です。エントリー総数2896組の頂点に立ち、優勝賞金は1000万円。しかも出番はトップバッター、いちばん最初という不利を覆しての優勝でした。
2896組の頂点に、しかも「1番手」から
滝音のメンバー・秋定遼太郎さんは、優勝直後にこう投稿しています。
賞レースで「トップバッター」というのは、一般的にかなり不利なくじだと言われます。あとの組ほど会場が温まり、審査員の記憶にも残りやすいからです。そのいちばん手前の位置から高得点を並べ、最後まで逃げ切ったのだから、地力の高さがうかがえます。
正式名称は「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 2026 漫才&コント二刀流No.1決定戦」。2896組がエントリーし、勝ち上がった8組のファイナリストから、さらに5組がファイナルステージに進む構成でした。
「漫才もコントも」で競う、二刀流という新しさ
この賞レースの面白いところは、名前のとおり漫才とコントを両方やらせて、その合計点で優勝を決める点です。漫才だけ、コントだけの大会は数あれど、両輪の総合力で日本一を決める舞台はまだ珍しいと言えます。
滝音は1本目の漫才で475点、2本目のコントで476点を積み上げ、合計951点。実は漫才パートでは他の組に一歩を譲る場面もあったのですが、コントで取り返して総合トップに立ちました。片方で崩れても、もう片方で押し返せる。二刀流ならではの勝ち方でした。
ちなみに初代王者(2025年)はニッポンの社長。滝音はその後を継ぐ2代目のチャンピオンということになります。
結成10年、キングオブコント決勝の実力派
滝音は、さすけさんと秋定遼太郎さんの2人が2016年に結成したコンビで、ちょうど活動10年の節目にあたります。コント日本一を決める「キングオブコント2020」では決勝に進んだ実績もあり、漫才とコントのどちらもこなす芸風は、まさに今回の二刀流の舞台と相性がよかったのかもしれません。
大会の詳しい結果は、吉本の公式メディアFANY Magazineやオリコンニュースでも紹介されています。10年の積み重ねが、2896分の1の頂点という形で報われた一夜でした。