冨樫義博、ハンターハンター424話の原稿完成と同時に発売済みの38巻も加筆修正してた
8月10日、『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博がXでいつものように短く報告した。「No.424、原稿完成。38巻、加筆修正完了。」。週刊少年ジャンプの原稿袋の写真つきで、品名欄には手書きで「HxH 424話」とある。
このアカウントは冨樫本人のもので、2022年5月の開設時点で「冨樫先生」「連載再開」がトレンド入りするほどの騒ぎになった経緯がある。以来、原稿の進捗を淡々と報告するたびにファンが色めき立つのがお馴染みの光景になっていて、今回もツイートは14万を超える favorite を集めた。
新作を進めながら、もう出た本まで直す
報告の後半、「38巻、加筆修正完了」がじわじわ効いてくる一文だ。単行本38巻は2024年9月4日発売、当時としては前巻から1年10ヶ月ぶりの新刊だった。すでに39巻も2026年7月3日に出ている。つまり今回直したのは、次の巻もとっくに書店に並んでいる”過去の本”のほうということになる。読者からすれば「え、そこ今さら?」となる話だが、これが冨樫作品では珍しくない。単行本化の際にコマや台詞に手を入れることは以前からあり、気になった箇所を発売後でも直しにいく性分が今回も出た形だ。
「原稿完成」がニュースになる理由
2022年の連載再開以降、冨樫の「原稿完成」報告はそのたびにオリコンなどの芸能ニュースが記事化するくらい注目度が高い。今年に入ってからも418話(2月)、423話(7月)と進捗報告が続き、411話は実際に6月29日発売のジャンプ31号に掲載、39巻も発売にこぎ着けている。つまり「完成した」報告が絵に描いた餅で終わらず、ちゃんと掲載・発売に結びついてきた実績があるからこそ、今回の424話報告も単なる独り言では終わらずファンの間で拡散した。
書店側の動きにもそれが表れている。川崎のTSUTAYAは同日、既刊の在庫状況をXで案内していた。
33巻から37巻がちょうど品切れ中で、38巻・39巻は在庫ありとのこと。連載再開から4年目に入ってなお、書店の棚が動き続けているシリーズというのも地味にすごい話だ。
424話がいつ掲載されるかは編集部の発表待ちだが、原稿は完成している。気になる人はジャンプの目次を定期的にチェックしておくと良さそうだ。