「VIVANT」チョッキーの俳優はタイのOHM、50人超から選ばれていた
日曜劇場「VIVANT」(TBS系・毎週日曜よる9時〜)の第18話が9月13日に放送された。前半戦の最終回にあたる回で、死んだはずの新庄浩太郎(竜星涼)が戻ってくる。そして彼を迎えたのがチョッキーだった。
第2シーズンから出てきたこのキャラ、名前は知っていても「結局、誰が演じてるの?」で止まっている人が多い。答えはOHM(オーム)というタイの俳優だ。
第14話で死んだはずの新庄が戻ってきた
話を8月16日の第14話まで戻す。シネマトゥデイの記事にある通り、新庄は「野崎の部下で解体した国際テロ組織・テントのモニター(協力者)だった新庄浩太郎(竜星涼)は、情報流出に関わっておらず、身柄を護送中、タイの警察官に全身を打たれ、搬送先の病院で息絶えた」という扱いで画面から消えていた。
病院で息絶えた、とまで書かれた人物が、3話ぶんの空白をはさんで前半戦最終回で戻ってくる。公式Xの投稿は「新庄登場! チョッキーと感動の再会…」と書いていて、この1本だけで2万いいねを超えている。
チョッキー役はタイの俳優OHM、バンコクで50人超から選ばれた
役名は正式には「チョッキー・テーパーニット」。演じているOHMはシネマトゥデイのインタビューによると「2016年にデビューしたタイの俳優・アーティスト。日本の映画・ドラマへの出演は、今作が初となる」。つまり日本の視聴者にとっては、VIVANTがまるごと初対面の相手ということになる。
見つけ方がなかなかの規模だった。飯田プロデューサーの談話がこれ。
OHMさんと初めてお会いしたのは1年以上前、バンコクでのオーディションでした。チョッキーは前作のドラムと双璧を為す重要な役ということで、タイで募集をかけ、50人以上の中からOHMさんを選出させていただきました
前作のドラムと並ぶ枠、という設計思想だったわけだ。選んだ理由も具体的に語られている。
演技の上手な方がたくさんいて、さすがはエンターテイメント王国のタイだなと感じたのですが、OHMさんは、抜群の芝居感覚と愛くるしさ、人懐っこさを持っていて、それでいてカッコ良さも兼ね備えている方だと言うことがすぐにわかりました。
肩書きは実業家、新庄を「新ちゃん」と呼んで匿っていた
チョッキーが何者なのかも整理しておく。シネマトゥデイの第18話の記事では「チョッキーは、テロ組織「テント」のモニターであるタイの有名実業家」と説明されていて、新庄との関係は「同じテントのモニターだった元公安の新庄(竜星涼)を心から愛しており、国外逃亡した彼を匿っていた」。
新庄のことは「新ちゃん」と呼ぶ。組織の協力者同士という物騒な肩書きの裏で、呼び方だけがやたら距離が近い。第18話の再会が刺さったのは、たぶんこの温度差を1か月ぶん引っぱったからだ。
人気もちゃんと数字に出ている。先月の特別イベント「日曜劇場『VIVANT』PREMIUM SUMMER PARTY」で実施された人気キャラ投票では、第2シーズンからの新キャラでありながら第4位に入った。乃木憂助(堺雅人)や野崎守(阿部寛)といった主役級がそろう作品での4位なので、なかなかの食い込み方だと思う。
「チョッキーは引き続き登場します!」
気になるのはこの先だけど、そこは飯田プロデューサーが第14話の時点で先に潰してくれていた。
理屈とかそうゆうことではなく、ただ純粋な『愛』で動く彼の活躍は、実は今後も続きます。チョッキーは引き続き登場します! ご安心ください!
実際、第18話の放送前に流れたスポット映像には、テントのNo.2であるノコル(二宮和也)と対面したチョッキーが「黙って話を聞け!」と怒られている場面が入っていた。愛で動く男が、二宮和也に怒られる。字面だけで先が気になる。
その続きが見られる第19話までが長い。公式Xいわく3週間後、10月4日(日)の放送だ。
この告知だけで5万いいねを超えていて、前半戦最終回でどれだけ引っぱられたかがそのまま数字になっている。公式サイトのトップにも「第 19 話 2026.10.4 ONAIR」と出ている。第2シーズンは残り6話、最終回は11月8日の予定だ。
3週間あれば、「規律 規律 規律の遵守」がミーム化した時みたいに、また何かがXで回り出すには十分な期間ではある。前半戦を追いかけていた人は、ファミマの別班まんじゅうあたりで間を持たせつつ10月4日を待つのがよさそう。