ウォークマン現行モデルが軒並み生産完了、後継機の発表なしで在庫のみに
「ウォークマン製造終了」という投稿が、13000を超えるいいねを集めて広がった。正確には「ブランド終了」の公式発表があったわけではないが、現行モデルが軒並み生産完了になっているのは事実らしい。
現行ラインナップが軒並み「入荷終了」に
発端は、ITに詳しいアカウント・kobefsさんの投稿だった。
実際にソニーの生産完了情報を追うと、2026年に入ってから最上位のWM1シリーズ(NW-WM1ZM2/AM2)、Aシリーズ(NW-A300シリーズ)、Sシリーズなどが相次いで完了予定・完了品リストに載り、7月時点でソニーストアでは現行モデルの大半が「入荷終了」の表示になっている。ソニーから「ウォークマンブランドの終了」という案内は出ていないが、後継モデルもまだ発表されておらず、店頭在庫が尽きれば事実上買えなくなる状態が続いている。
カセットの終わりも、47年前から始まった歴史の一部
音楽プレイヤーとしての立ち位置は、スマホとサブスクの普及でとっくに主役の座を譲っていた。それでも「スマホのバッテリーを削らずに音楽が聴ける」「ネットに繋がらないからこそ安心できる」という理由で使い続けてきた層が一定数いたのも事実で、今回の件はその最後の受け皿が消えるかもしれない、という話でもある。
「あのカセットの頃からずっと」
SNSでは、長年の愛用者から驚きと寂しさの声が相次いだ。「初めて買ったウォークマンはまだ現役だから、壊れないようにもっと大切に使おう」と、実機の写真とともに投稿した人もいる。
他にも「あのカセットのウォークマンからずっとウォークマンだったのに」「スマホに音楽を入れたくない人間には死活問題」「市場から無くなる前に欲しい」といった声が並んだ。一方で「後継機が出るなら待つ」「Xperiaにウォークマン譲りの音質部品が入っている」と、次の一手に期待する反応も見られる。
在庫限りとはいえ、ソニーからの正式な終売宣言はまだない。次のウォークマンが出るのか、それともこのまま静かに幕を引くのか、しばらくは店頭在庫と公式発表の両方から目が離せなさそうだ。