「ゲーム実況」とは?意味・歴史(ニコニコ発)・著作権や収益化まで解説
いまや小学生の憧れの職業にもあがる「ゲーム実況者」。その活動である 「ゲーム実況」 は、どんなもので、どうやって成り立っているのでしょうか。歴史からルールまで、まるごと解説します。
「ゲーム実況」とは?
ゲーム実況は、プレイヤーがゲームを遊びながら、その画面と、感想・ツッコミ・解説などの“実況”をあわせて届ける動画・配信のこと。もともとは「実況プレイ」と呼ばれ、そこから「ゲーム実況」「ゲーム実況者」という言い方が一般化しました。同じゲームでも、実況者の性格・話術・リアクションによってまったく違う作品になるのが最大の魅力です。
歴史(ニコニコ動画から広まった)
ルーツは意外と古く、2003年ごろにはPeerCast(ピアキャスト)というサービスでのゲーム実況が確認されています。その録画がニコニコ動画に投稿されるようになると、「実況プレイ」は同サイトの人気コンテンツに成長。2008年にニコニコ生放送が一般ユーザーに開放されると、「生放送主(生主)」による実況も広まりました。その後、活動の場はYouTubeへと広がり、今日の一大ジャンルへと発展していきます。
著作権と“許諾”の話
ここが重要なポイント。ゲームの映像は、著作権法で「映画の著作物」として保護されており、ゲーム画面を録画・配信することは、本来は権利者の許可が必要です。無断で行えば著作権侵害になり得ます。
流れを変えたのがメーカー側の対応です。たとえば任天堂は、2013年にYouTubeでプレイ動画のライセンス対応(Content ID)を始め、2014年にはニコニコ動画での投稿を公式に認め、2015年からは収益をシェアする仕組みを導入しました。現在は多くのメーカーが配信ガイドラインを公開しており、実況者はそのルールを守ってプレイするのが基本になっています。
収益化の仕組み
ゲーム実況は、YouTubeの広告収益シェア、ニコニコのクリエイター奨励プログラム、投げ銭(スパチャ)やメン限など、複数の方法で収益化されています。人気実況者ともなれば、立派な職業として成立します。
さまざまなスタイル
ゲーム実況は奥が深く、多くの派生ジャンルがあります。
自分に合った実況者・スタイルを見つけるのも、楽しみ方のひとつです。