「花子と一緒に花輪くん探そ」とは?元ネタはアイドル鳥越の歌ネタ、作曲はパーマ大佐
「花子と一緒に花輪くん探そ〜」。TikTokのおすすめ欄で流れてきて、意味はわからないのに一日中頭で回り続ける。そんな厄介な中毒性で広まったのが、このフレーズです。出どころはピン芸人・アイドル鳥越さんの歌ネタ動画で、曲を作ったのはパーマ大佐さん。
「花子と一緒に花輪くん探そ」とは?
ホリプロコム所属のピン芸人、アイドル鳥越さんがYouTubeに投稿した歌ネタ動画のタイトルであり、その中で何度も繰り返される歌の一節です。歌詞そのものより、同じ音がぐるぐる反復する語感が強く、TikTokで音源として使われるうちにフレーズだけが独り歩きしました。Simejiの「2026年上半期トレンドランキング」では、ミーム部門の4位に入っています。
タイトルの「花輪くん」は、動画に付けられたタグが「ちびまる子ちゃん」「まるちゃん」「はなわ」と並んでいることからわかるとおり、ちびまる子ちゃんに出てくるあの花輪くんが下敷きになっています。
検索するときにやや面倒なのが表記ゆれで、本家YouTube側は「はなこと一緒にはなわくん探そう」とひらがな寄り、Simejiのランキング表記は「花子と一緒にはなわくん探そう」、実際にネットで打たれることが多いのは漢字混じりの「花子と一緒に花輪くん探そ」です。末尾が「探そ」か「探そう」かも揺れています。どれで打っても指しているものは同じなので、目にした表記が違っても別ネタと思わなくて大丈夫です。
元ネタ(アイドル鳥越の歌ネタ動画)
第一弾が公開されたのは2026年2月27日。2026年8月時点で再生数は約46.8万回まで伸びています。
面白いのは制作陣で、動画の概要欄には撮影・編集・作曲がパーマ大佐さんだと記載されています。パーマ大佐さん本人も同じ2月27日にXで「作曲と動画編集やりました」と投稿していて、芸人の歌ネタに別の芸人が曲を付けているという座組みです。耳から離れない理由の何割かは、この曲作りの側にありそうです。
シリーズ化して、ついに静岡まで
一本で終わらず、続編が出ているのもこのネタの特徴です。第二弾は2026年3月20日公開で、再生数は約68.5万回。シリーズの中でいちばん伸びた回になっています。
さらに第三弾が2026年4月12日に公開されて、こちらは約24.3万回。本人の告知によると「ついに静岡県まで探しにいきました」とのことで、ちびまる子ちゃんランドまで足を運んでいます。ネットのフレーズがそのまま現地ロケに発展していく流れは、見ていて素直に楽しい。
使い方・例文
- 「花子と一緒に花輪くん探そ〜が朝から頭で無限リピートしてる」
- 「探しものしてると勝手に花子と一緒に花輪くん探そって歌ってる自分がいる」
- 「この曲パーマ大佐だったのかよ、道理で耳に残るわけだ」
意味を説明するために使うというより、耳にこびりついて離れない状態を報告するのに使われることが多い言い回しです。
関連する言葉
意味よりも語感の反復で広がるタイプという点では、呪文みたいなフレーズが中毒になったSWEET STEPと同じ系統です。Simejiのミーム部門は、1位が夜の踊り子、2位がワホー、7位が「アロハ爆走」ことアロハの大移動、9位がSWEET STEPのサビ「ダンシンオドッテバイラリンケラムブジグレフショーキス」という並びでした。動画のワンフレーズや一瞬の動きが音源として切り出され、そこから広がるパターンが上位を占めています。フレーズ単体で持っていける強さが、いまのミームの必須条件になりつつあります。