「SCP財団」とは?意味(みんなで作る架空の怪異アーカイブ)を解説
ネットの怖い話やSFが好きな人の間で語られる「SCP財団(SCP Foundation)」。これは異常な存在を管理する架空の秘密組織を舞台にした、世界規模の共同創作プロジェクトです。
「SCP財団」とは?
物語の中心にあるのは、科学では説明できない“異常存在(オブジェクト)”を確保・収容・保護し、人類を破滅から守るという架空の組織「SCP財団」です。名前の「SCP」は、その理念である確保(Secure)・収容(Contain)・保護(Protect)の頭文字から来ています。
面白いのは、これが一人の作者の作品ではなく、みんなで作る“シェアードワールド(共有された世界)”だという点。「SCP財団という組織が存在する」という共通設定のもと、世界中の参加者が、それぞれ新しい異常存在の“報告書”を書き足していきます。淡々とした事務的な文体で異常を記録する独特のスタイルが、じわじわとした怖さと想像の余地を生みます。
仕組みと広がり
投稿された記事は、共通の背景設定にゆるく従うことが求められ、多くがホラーやSFの要素を持ちます。作品の多くはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されていて、二次創作や翻訳、動画・ゲーム化も活発です。日本語版コミュニティも大きく育っており、国産の人気オブジェクトも数多く生まれています。
使い方・例文
- 「SCPの報告書、事務的な文体なのにめちゃくちゃ怖い」
- 「今日は好きなSCPオブジェクトの記事を読みふけってた」
- 「みんなで世界を作れるのがSCPの醍醐味」
関連する言葉
“みんなで語り継ぐ”という点では、掲示板発の洒落怖と同じ精神を持ちます。日本のネット怪談の古典きさらぎ駅やくねくねとあわせて読むと、ネット発の怖い話の広がりが見えてきます。