「面構えが違う」とは?意味・元ネタ(進撃の巨人)を解説
顔写真を数枚並べて、下に一言添える。「面構えが違う」 は、それだけで通じるようになった数少ないテンプレのひとつです。
「面構えが違う」とは?
『進撃の巨人』に出てくる台詞で、ただならぬ経験をくぐってきた人間が漂わせている凄みを指します。ネット上では、その凄みを持っていそうな面々を画像で並べ、「〇〇してきたやつらだ。面構えが違う。」と説明を添える形で使われます。
並べる対象は何でも構いません。締め切り明けの同業者、繁忙期の店員、月曜朝の通勤客、連休最終日の社会人。もとが極限状態を語る台詞なので、日常の疲れに当てはめるほど大げさになって笑いになります。
元ネタ・由来
訓練兵団の入団式は、教官が新兵ひとりひとりを怒鳴りつけて回る通過儀礼の場です。ところが一部の兵だけ、教官が素通りしていく。その理由を説明したのがこの台詞でした。2年前の出来事を経験した者たちには、新兵をふるいにかける必要がない、という意味です。
作品全体の重さを1コマで示す台詞なのですが、「顔つきで来歴が分かる」という発想がそのまま画像ネタに向いていました。並べる顔と説明文を差し替えるだけで成立するので、テンプレとしての完成度が高い部類です。
原作の台詞が持つ重さと、実際の用途の軽さのギャップも効いています。徹夜明けの顔を並べて「面構えが違う」と言うとき、言っている側も大げさなのは分かっていて、その自覚ごと共有するのが遊び方になっています。
使い方・例文
- 「決算期を越えてきた者たちだ。面構えが違う」
- 「始発待ちの列、全員面構えが違う」
- 「3日目の自由研究組。面構えが違う」
関連する言葉
画像を並べて説明文を添える形式なので、実態はコラを使った大喜利であり、共有される型としてはテンプレです。
同じく作品の決め台詞がそのまま定型リアクションになった例には止まるんじゃねぇぞ…やお前はもう死んでいるがあります。重い場面の台詞ほど軽い用途に転用されやすいのは、ミーム全般に言えることです。