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淡路ワールドパークONOKOROが11月末で閉園、世界の名建築を並べた「ミニチュアワールド」も見納め

2026年8月26日 ・ トレンド「ONOKORO 閉園 淡路ワールドパークONOKORO ミニチュアワールド 淡路市 いつまで 11月末」より

兵庫県淡路市の観光施設「淡路ワールドパークONOKORO」が、2026年11月末で閉園します。神戸新聞が8月26日に報じました。理由はアトラクションや建物の老朽化で、存続には多額の改修費が必要になるものの、その資金の調達が難しいとされています。

明石海峡大橋の開通に合わせて開いた公園だった

この場所の来歴が少し変わっています。もとは大鳴門橋が開通した1985年に兵庫県が「くにうみの祭典」のメイン会場として整備した土地で、祭典の終了後は「おのころ愛ランド公園」として運営されていました。阪神・淡路大震災で被災したあと、第三セクターを立ち上げて大観覧車を新設するなどの再整備を行い、明石海峡大橋が開通した1998年に現在の形で開園しています。

橋が通って本州から車で来られるようになった年の開園ですから、立ち上がりは強く、初年度の来園者は100万人を超えました。その後は来園者数が伸び悩み、2007年度に公設民営化。2012年からは県が淡路市に施設を貸し、地元の建設会社などが出資する「ONOKORO」が指定管理者として運営してきました。指定期間は来年10月末までで、その満了を待たずに閉園を決めた形になります。

跡地については、淡路市が「県企業庁の土地なので、企業庁が考えることになる」と話しており、現時点では未定です。

「ミニチュアワールド」は世界の名建築を並べた一角

ONOKOROの名前を覚えている人の多くが挙げるのが「ミニチュアワールド」です。世界の有名建築を縮小サイズで再現して並べた一角で、公式サイトの解説を見ると、その顔ぶれがなかなか本気です。

イタリアのピサの斜塔、インドのタージ・マハル、ドイツのノイシュバンシュタイン城、フランスのエトワール凱旋門とノートルダム寺院、イギリスのバッキンガム宮殿、ロシアの聖バシリー寺院とピョートル噴水宮殿、中国の天壇と万里の長城、タイのワット・アルン、ギリシャのアクロポリス、イタリアのコロッセオ、韓国の南大門、スペインのセゴビア城、スイスのシヨン城。1か所に集めるにはかなり脈絡がない並びで、そこが楽しいところでもあります。

園内にはこのほか、フロッグホッパーやバズーカパイレーツなどの乗り物、ゾンビの館、宝石さがし、恐竜ワールド、童話の森、体験教室などがあります。ただし、シンボルだった大観覧車ONOKOROは公式サイトで「当分の間、営業を休止させていただきます」と告知されていて、閉園の話が出る前からすでに止まっていました。

「もう一回見に行きたい」

報道が流れたあと、Xには行ったことがある人の投稿が続きました。「ミニチュアワールドすごいよなあ、もう一回見に行きたいなあ」「ミニチュアワールドを見たいが為に大阪からフェリー乗って行ったことがある」「大学のレクリエーションで愛ランドに行って、ミニチュアワールド行ったなぁ」と、思い出される場所がだいたい同じなのが面白いところです。

「田舎っぽさが好きだったのにな」「あの頃も人は少なかったけど、ついに閉園か」といった書き込みもあり、混んでいない遊園地としての居心地を挙げる人が目立ちました。一方で「まだ1回も行ったことないのにw」「オノコロあるし世界遺産体験はいつでも行けると思って」という、行きそびれた側の声も出ています。

支配人は神戸新聞の取材に「多くの方に長年楽しんでいただいたが、継続が困難となり残念だ。関係各位に力を貸していただき、スタッフの再就職に努めたい」とコメントしています。

閉園まではまだ3か月あります。淡路島に行く予定がある人は、ピサの斜塔とタージ・マハルとコロッセオを1日でまとめて見られる機会が残っているうちに、寄っておいてもいいかもしれません。

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