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走るだけでバターができる「バターラン」が2026年に世界的ブーム。生クリームを持って走ると本当に固まる、その仕組みとは

2026年7月12日 ・ トレンド「バターラン Butter Run 生クリーム バター 走る チャレンジ 2026」より

「走ったら、袋の中がバターになってた」。そんな一見ウソみたいな話が、2026年にSNSで世界中に広まりました。その名も 「バターラン(Butter Run)」。生クリームを持って走るだけで、本当にバターができてしまうチャレンジです。

「バターラン」とは?

やり方はいたってシンプル。ジッパー付き袋に動物性の生クリームと少量の塩を入れて密封し、ランニングベストやポーチに忍ばせて走る。ただそれだけ。走っている間の細かな振動が、生クリームをかき混ぜ続ける役割を果たし、ゴールする頃には袋の中でバターが出来上がっている、という仕組みです。

発端は、あるカップルの“遊び実験”

きっかけは、アメリカ・オレゴン州のカップル、Libby Cope さんと Jacob Arnold さんが投稿した遊び心あふれる実験動画でした。2026年2月25日に投稿されたオリジナル動画は、TikTokで約230万回、Instagramで約1100万回と爆発的に再生され、韓国での大ブームを経て、世界的な現象へと発展。日本でも、ロケットニュース24が実際に走って検証した記事を出すなど、多くのメディアやユーザーが「本当にできるのか」を試しました(AFPの報道はこちら)。

人気クリエイターのぽんぽこ&ピーナッツくんも、ドッキリ仕立てでバターランに挑戦。走ったあとの袋の中がどうなるのか、実際の様子はこちらの動画が分かりやすいです。

なぜ走るとバターになるの?

タネを明かせば、これは 昔ながらの“手作りバター”とまったく同じ原理です。生クリームに含まれる乳脂肪は、かき混ぜ続けると脂肪の粒どうしがぶつかって結びつき、やがて固形の「バター」と液体の「バターミルク」に分離します。手で瓶を振って作るバターの、あの“振る”作業をランニングの上下振動が肩代わりしてくれる、というわけです。理科の実験のような話が、そのままフィットネスとお菓子作りに化けたのが、このチャレンジの面白さです。

どのくらい走ればいい?

必要な距離には諸説あり、「5〜7kmでそれっぽく」「10km以上走ってようやくバターらしくなった」など、人によって体感はまちまち。しっかり脂肪と水分を分離させるにはそれなりの運動量が要るようで、“ついでにバターも作れるランニング”というより、しっかり走った人へのご褒美くらいに考えるのがよさそうです。

走った達成感と、手作りバターの満足感を一度に味わえる。そんな一石二鳥の楽しさが、世界中のランナーやSNSユーザーの心をつかんだ2026年のヒットチャレンジでした。