蛇口をひねるとカルピスが出てくる「カルピスじゃぐち」、アサヒ飲料が本格展開へ 2030年までに1000台
子どものころ、一度は夢見たであろう「蛇口をひねったらジュースが出てきたらいいのに」。その願望をそのまま形にしたような設備が、いよいよ本格展開されます。アサヒ飲料の「カルピスじゃぐち」です。
蛇口から、あのカルピスが
名前のとおり、蛇口をひねるとそのまま飲めるカルピスが出てくる、という専用の設備です。実際の様子は、ニュースの映像がわかりやすいです。
もともとは「カルピス」100周年のイベントなどで登場して話題になっていた企画ですが、アサヒ飲料はこれを一過性のイベントで終わらせず、きちんとした事業として広げていくことを決めました。7月9日から設置先を広げ、本格的な運営がスタートしています。
年内に50台、そして1000台へ
2025年に始めた実証実験では、リゾートホテルや高齢者施設などに合計10台を設置。利用者からは「特別な体験で楽しかった」という声が上がり、設置したホテル側も「お客さまの満足度が上がった」と手応えを感じたそうです。この好評を受けて、年内には50台、2030年までには累計1000台まで広げる計画を打ち出しました。
主な設置先はホテルや温浴施設、高齢者施設など。旅先や湯上がりに、蛇口からカルピスがそそがれるというわけです。想像しただけで、ちょっとテンションが上がります。
狙いは「特別な体験」
アサヒ飲料がこのサービスで届けたいのは、日常では味わえない特別な体験だといいます。自分で蛇口をひねってカルピスをそそぐ楽しさや、家族や大切な人と一緒にその時間を分け合うこと。ただ飲み物を提供するのではなく、「体験」ごと売る発想です。
とはいえ、理屈より先に「蛇口からカルピス」という響きのワクワク感が勝ってしまうのも事実。設置先で見かけたら、大人でもつい一杯そそぎたくなってしまいそうです。