← 一覧へ エンタメ

ちいかわ「セイレーンぬい」の目が水族館で光る、正体はブラックライトと蛍光増白剤

2026年8月10日 ・ トレンド「ちいかわ セイレーン ぬいぐるみ 光る ブラックライト」より

水族館の深海コーナーといえば、照明を落としてひっそりした生き物を見せる暗がりのゾーン。そこに自前のぬいぐるみを持ち込んだら、思わぬものが目を覚ましました。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』に登場する人魚キャラ、セイレーンのぬいぐるみ。取り出した瞬間、暗闇の中で両目だけがぼうっと青白く光っていて、投稿者は素直に「ビビりました」と書いています。写真を見る限り、光っているのは白目の部分だけ。表情自体は普段どおりかわいいのに、目だけ発光しているせいで、ちょっとしたホラー演出みたいになっています。

検証したファンが見つけた種明かし

この投稿を見て、実際に自宅でブラックライトを当てて確かめた人もいました。

「本当だ…目だけ光る。白い刺繍糸の蛍光増白剤が反応してるんだろうけど普通に怖いな」というのが、その人の見立てです。蛍光増白剤は白いTシャツや靴下、洗剤などにもよく使われている成分で、紫外線(ブラックライト)を当てると青白く光る性質があります。水族館の深海コーナーは魚の蛍光を見せるために紫外線ライトを使っていることが多く、そこに白い刺繍糸を使ったぬいぐるみを持ち込めば、意図せず同じ反応が起きてもおかしくありません。狙って光らせたわけではないのに、たまたま条件がそろって発光して見えた、というのが実態に近そうです。

公式にも“光るセイレーン”はいる、ただし別モノ

ややこしいのは、セイレーングッズには本当に光る仕様の商品も存在すること。ちいかわマーケットが7月24日に発売した「映画ちいかわ セイレーン光るキーホルダー」(1,320円)は、蓄光仕様で暗闇でも目が光る前提で作られた公式グッズです。一方、今回話題になっているぬいぐるみ(Lサイズ・6,600円)の商品説明に、光る機能の記載はありません。つまり今回の一件は、公式の蓄光ギミックではなく、白い糸の性質がたまたまブラックライトに反応した“事故”に近い現象だったわけです。

セイレーンというキャラクター自体、かわいい『ちいかわ』の世界にシリアスで不穏な空気を持ち込んだ存在として、映画公開直後から話題になっていました。グッズまでその“怖さ”を体現してしまうとは、本人(?)も予想していなかったかもしれません。

「欲しくなった」の声も

怖がる投稿とは裏腹に、この話を聞いて「目が光るなら欲しい」と物欲を刺激された人も少なくありません。「セイレーンぬいブラックライトで白眼が光るらしくて俄然欲しくなってきた」「目光るの素敵すぎる」といった声がタイムラインに並び、ぬいぐるみ自体の可愛さと相まって、ちょっとしたホラー要素がむしろプラスに働いている様子でした。

家に白いぬいぐるみやTシャツがある人は、試しにブラックライトを当ててみると、似たような発見があるかもしれません。『映画ちいかわ』の記録的ヒットぶりはこちらの記事、セイレーンというキャラクターそのものの正体はミーム辞典でも解説しています。