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ダイソーの「缶バッジシート」は痛バ勢が使い倒したランチョンマットにそっくり

2026年8月26日 ・ トレンド「ダイソー 缶バッジシート 痛バ ランチョンマット A3 収納 ベッド下収納ケース セリア 痛バシート」より

推しの缶バッジを敷き詰めたバッグ、いわゆる痛バを組むとき、缶バッジを刺す土台が要る。この土台としてここ数年ずっと使われてきたのがダイソーのランチョンマットだった。食卓用として売られている、糸を格子状に編んだタイプのやつだ。

そのランチョンマットが今年の夏、店頭から消えた。そして代わりのように、缶バッジ用と書かれた商品が棚に出てきた。

「ダイソーのランチョンマットが完全に痛バ用に進化してた。ランチョンマットを痛バのシートに転用!とか言ってたのに専用になってる」。写真に写っているのは、透明の袋に巻いて入った白い網目のシートだ。パッケージには「缶バッジシート/Pin-back Button Sheet」とある。

なぜランチョンマットだったのか

痛バ作りの土台には、専用品として「痛バシート」がセリアやキャンドゥで売られている。それでもランチョンマットが選ばれ続けてきたのには理由がある。

網目が細かく等間隔に編んであるので、缶バッジのピンを好きなマス目に通せる。つまりバッジの個数と間隔を自分で決められる。「ギチギチに埋めつくしたい!ってなった時に缶バの個数調整できる」という声のとおりで、痛バシートのように穴の位置が決まっている商品だと、この自由度は出ない。

もうひとつはハリの強さだ。「固いから沈みにくい」「しっかり固定される」と評価されていて、バッグに入れたときに中で垂れてこない。逆に薄い素材だと「組んでる途中に動く動く」「痛バに入れる時も下に下がるので、補強で後ろにランチョンマットでとめました」という話になる。土台の役目としては、この硬さがそのまま仕上がりに出る。

A3やA4に自分で切れるのも大きい。ちなみに、A3の板に57mmの缶バッジを詰めると70個前後が目安になるらしく、「A3の70個を作る時、何マスで刺せばいいですか?」と刺し方を聞き合う投稿がタイムラインに流れている。

夏のあいだ、ランチョンマットが見つからなかった

7月末あたりから、探しても無いという投稿が並び始めた。「行ける範囲のダイソーどこもランチョンマット売ってないからメルカリさんにて購入」「アプリで在庫調べたら、意外と都心から離れたようなお店にしか無さそう」「近くのダイソーの在庫見たらランチョンマットないよ〜」。

見つけた人のほうは「今後組むであろう数だけ買ってきた」「田舎のダイソーで在庫あって半分くらい手に入れてきた」と、まとめ買いに走っている。実際にフリマアプリには2枚セット777円、4枚セット999円といった出品が並んだ。1枚110円の食卓用マットの話である。

「廃盤になった」という書き込みも出ているが、公式に終売が案内されているわけではない。「3年前より小さくなってる」という指摘もあり、そのあたりは店舗ごとの在庫と仕様変更が混ざっていそうだ。

出てきた「缶バッジシート」の中身

45×30cmはA3(42×29.7cm)よりひとまわり大きい。つまり切ればA3がまるまる1枚取れる。売り場では巻いた状態で袋に入って、フックに吊るされている。

パッケージの「特徴」欄には、付ける缶バッジの大きさを先に決めて、その配置に合わせて等間隔にすると見栄えがきれいになる、と書いてある。作り方までパッケージが面倒を見にきているあたり、想定している買い手ははっきりしている。

使ってみた感想は分かれていて、「専用として売られてて即買いした」という人もいれば、「ペラッペラのしなりがえぐいから、組んでる途中に動く動く」という人もいる。ランチョンマットのほうが硬かったという評価は複数出ていた。ここは自分の缶バッジの数と、入れるバッグの大きさで変わりそうだ。

組み終わったあとの置き場所

もうひとつ、痛バには地味な悩みがある。せっかく組んだ台紙を、次のイベントまでどこに置くかだ。缶バッジを刺したまま重ねると当然つぶれる。

ここに8月25日、答えが出た。

ダイソーのベッド下収納ケース(ワイド、フタ付)に、ランチョンマットで作ったA3サイズがそのまま収まるという報告だ。写真では同じキャラの缶バッジが70個近くきっちり並んでいて、フタを閉めれば刺したまま平置きで保管できる。

このケースは税込770円、サイズは54×40.5×13.5cm、耐荷重8kgで日本製。本体とフタのセット販売で、パッケージには3段まで積み重ね可能と書いてある。ベッド下に滑り込ませる前提の高さなので、痛バの台紙を寝かせるにはちょうどいい浅さになっている。

土台が110円、収納が770円。推し活の出費のなかでは、ここだけ妙に堅実だ。

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