前田健太、38歳でNPB通算100勝 メジャー9年を経ての楽天復帰1年目に達成
楽天の前田健太投手が、8月12日のオリックス戦(楽天モバイルパーク宮城)で7回7安打2失点の粘投を見せ、今季3勝目にしてNPB通算100勝目を達成しました。
雨の中断を挟んで、逆転勝ちでの100勝目
試合は序盤から前田らしい落ち着いた投球で3イニングを無失点に抑えていましたが、4回表に紅林弘太郎選手に先制の2ランを浴びる展開に。ここで試合が雨により一時中断する場面もありました。それでも味方打線が黙っていません。6回裏に9人の打者を送り込んで一挙5得点、3点リードを前田に渡します。
103球を投げた7回表、最後の打者を併殺に打ち取ると、マウンドで拳を握って雄叫びを上げたそうです。7安打を許しながらの2失点は決して楽な内容ではなかったはずですが、それでも試合を作り切ったところに、38歳のベテランらしい粘りが出ていました。
11年ぶりの日本球界復帰、1年目での大台
前田投手は広島東洋カープでプロ入りした後、2016年にドジャースへ移籍。以降ツインズ、タイガースとメジャーで9年間プレーし、2025年シーズンを最後にアメリカでの挑戦に区切りをつけて楽天に復帰しました。日本球界に戻るのは実に11年ぶりです。
その復帰1年目のシーズン中に通算100勝という節目に到達したことになります。カープ時代の初勝利は2008年6月18日の日本ハム戦までさかのぼるので、初勝利から数えると18年越しの大台です。
本人は「目標はここじゃない」、次は200勝
試合後、前田投手はこの節目についてこう語っています。
「僕の目標はここじゃないんで。200(勝)まで積み上げられるように。イーグルスでまだ3勝なんで、ここからたくさん積み上げられるように、もう一回頑張っていきたい」
現在の日米通算成績はNPB100勝とMLB68勝を合わせて168勝。200勝まではあと32勝という計算になります。100勝という区切りを喜ぶよりも先に、その先を見据えるコメントに、ファンからも「さすがケンタさん」「まだまだ現役でいてほしい」といった声が上がっています。
試合の詳細はパ・リーグ.comの試合レポートにまとまっています。