全国の修道院のお菓子が銀座に集結。トラピストのクッキーやガレット…“祈りの手作り菓子”フェアが教文館で開催中
ふだんはなかなか手に入らない「修道院のお菓子」。その全国の逸品が、いま銀座で一度に買えるとあって、静かな話題を呼んでいます。きっかけは、カトリック神父としても知られる片柳弘史さんの投稿。「全国の修道院で作られたお菓子が、今なら銀座で手に入ります」という紹介に、多くの人が「知らなかった」「気になる」と反応しました。
会場は銀座・教文館の「エインカレム」
お菓子が集まっているのは、銀座4丁目の教文館ビル4階にあるキリスト教書店「エインカレム」。ここで『修道院のお菓子とレシピ本ミニフェア』が、2026年7月10日から8月31日まで開催されています(営業時間10時〜19時)。
驚くのは、その集め方。全国の修道院に一つひとつ直接電話をかけて注文したものだといい、北海道から鹿児島まで、各地の修道院の味が一堂に会しています。並ぶのは、トラピスト修道院の手作りクッキーやガレット・ブルトンヌ、シトー会やカルメル会の修道院のクッキー、北海道・トラピスチヌ修道院の愛らしいクッキー缶、そして長崎の「クルス」やド・ロさまそうめんといったキリシタン文化ゆかりの品まで。数百円台から手に取れるものが多く、味わいはどれも素朴で優しいと評判です。
買うことが、修道院への“支援”にもなる
修道院のお菓子には、単なるおいしさ以上の意味があります。修道女や修道士たちが、日々の祈りの生活のなかで真心を込めて手作りしているもので、その売り上げは修道院の活動を支える大切な糧になっています。片柳さんの投稿でも「おいしく食べて、修道院を支援しましょう」と添えられており、食べることがそのまま応援につながるのが、このお菓子ならではの魅力です。
見た目の素朴さとは裏腹に、ファンの間では「あの修道院のあれが好き」と語り継がれる隠れた名品も少なくありません。子どもの頃に食べた思い出の味に、銀座で思いがけず再会した、という声もあります。
遠方で会場に行けない人も、教文館エインカレムのWebショップから一部を購入できます。フェアの詳細は教文館エインカレムの公式サイトで確認できます。祈りとともに焼き上げられた、全国の“やさしい味”。この夏の手土産やおやつに、少し特別な一箱を選んでみてはいかがでしょうか。