サブウェイ、ワタミ買収後にセルフレジ導入→売上が前年の約7倍に「口頭注文、日本人に合ってなかった説」が話題
サブウェイで、レジ前で少し身構えてしまった経験はないでしょうか。「パンはどれに」「野菜はどうする」「ソースは」と、店員さんと対話しながらカスタムしていく、あの独特の注文方式。慣れれば楽しいのですが、初見だと「何をどう頼めば…」と戸惑いがち。実はこの“口頭注文の壁”が、サブウェイと日本人のあいだの、地味で大きなハードルだったようなのです。
居酒屋チェーンのワタミが、サブウェイの日本法人を買収したのは2024年10月のこと。その後の改革で、もっとも大きな変化とされるのが「セルフレジ(セルフ注文)」の導入を一気に加速させたことでした。
売上は前年の約7倍に
その効果は、数字にはっきり表れています。報道によれば、セルフレジの導入や商品の刷新などを進めた結果、2025年度の売上高は前年度の約7倍となる27億円にまで拡大。既存店の売上高も、60カ月以上連続で前年を上回る好調ぶりだといいます。(もちろん、これはセルフレジ単体の効果というより、店舗の刷新や出店の加速も含めた“ワタミ流改革”全体の成果ではあります)
なかでも象徴的なのが、やはり注文方式の変更。自分のペースで画面を操作しながらパンや野菜を選べるようになったことで、注文のハードルがぐっと下がったというわけです。
「口頭注文が苦手だった」共感の声
この話題に、ネット上では「めちゃくちゃわかる」という声が続出しました。「そもそも日本人は店員と目も合わせたがらないのに、サブウェイは対話が必須だったのがミスマッチだった」「初見では注文が難しすぎて、足が遠のいていた」と、“あの緊張感”に共感する人が多数。セルフレジになって「気がラクになった」「初めてでも安心して頼めた」という歓迎の声が目立ちます。
一方で、「注文画面のUIがいまひとつで、そこで詰まる」「操作をもっと分かりやすくしてほしい」と、改善を求めるリアルな指摘も。便利になったぶん、次はその使い勝手が課題、というところでしょうか。
ワタミの渡邉美樹会長は、10年で国内1000店舗、長期的には3000店舗を見据え、「サンドイッチでマクドナルド超え」を掲げているとのこと。注文方式というたった一つのポイントを変えるだけで、お店と客の距離はこんなにも変わる。次にサブウェイに行くときは、セルフレジで、誰にも気兼ねなく“全部のせ”を堪能できそうです。