「うちの子あしあとめじるしチャーム」が12月発売 肉球を粘土に押して自分で作るガチャ、1回300円
カプセルを開けて出てくるのは、かわいい肉球のチャーム。ではなく、まっさらな粘土です。ガチャメーカーのレインボーが2026年12月に出す「うちの子あしあとめじるしチャーム」(うちの子あしあと めじるしチャーム)は、愛犬や愛猫の足あとを飼い主が自分で押して型取りするキット。1回300円、全5種です。
当たるのは容器と粘土、押すのは飼い主
商品名に「あしあと」と入っているので、最初は肉球の形をしたチャームが5種類あるのかと思いました。違います。買った時点で粘土は真っ平ら。そこにうちの子の前足を押してもらい、跡が付いた粘土をアクリルの容器に収めて完成、という手順です。つまり肝心のデザイン部分は各家庭で作ることになります。
公式が出した画像には、傘の持ち手やペットボトル、リップに付けた作例が並んでいます。「めじるし」の名前どおり、傘立てや会議室で自分のものを見分けるアンブレラマーカーに近い使い方です。同じ形の傘が10本刺さった傘立てから、肉球の跡が付いたやつを引き抜くことになります。
中身は粘土6gとアクリル容器、名前シールも入っている
こまかいところですが、アルファベットシールが付いてくるのが効いています。容器の表面に名前を貼れるので、公式画像でも「UNI」と入った作例が写っていました。多頭飼いなら1匹1個で作り分けられるということです。あと地味に助かるのがゴミ取りシール。粘土に毛やホコリが乗ったまま押すと跡が汚くなるので、押す前のひと手間用ですね。価格や仕様はいずれも発表時点のものです。
告知は8月27日18時28分、レインボー公式Xから。いいねは約7,600ですが、その17分後にガチャ情報アカウント「ガチャガチャサラリーマン」が紹介したポストが9万いいねを超え、そこから一気に広がりました。発売の4か月前だというのに、Xにはもう「譲グリーン×2/求パープル×3」といった色の交換募集まで立っています。
最難関の工程は、うちの子が握っている
ここまで読んで「うちの子で無理では」と思った人、正解です。肉球の型取りは実際やるとかなり難しい。シヤチハタが公開している肉球スタンプのやり方のコツと注意点は、そもそも「動物にじっとしていてもらうのは難しく、足形をキレイに取るのはひと苦労」と書き出しています。無理に取ろうとすれば嫌がってケガをしたり、歩き回って部屋中が汚れたりしかねない、とも。コツとして挙がっているのは、肉球まわりの毛を事前にカットしておくこと、リラックスできる環境で機嫌をうかがいながら進めること、足裏全体に均等に力をかけること。仕上げにインキが肉球や毛に付いたら、放置せず犬猫用シャンプーで落とすようにともあります。こちらは粘土なので洗うほどではないにせよ、押したあとに残ったぶんを拭き取っておくのは同じでしょう。
Xでも「めっちゃ欲しいし作りたいけど絶対しゃーきち肉球型取らせてくれないだろうな」という声が出ていました。これはうちの子事情なので、こればっかりは300円で解決しません。ちなみに触らせてくれない子でも、スエードの靴に肉球のハンコを押していった猫のように、向こうから勝手に足跡を残していくことはあります。狙って撮らせてくれないだけです。
300円は、いまのガチャでは安い側
この数字は日本カプセルトイ協会が2026年2月に発表した市場動向調査によるもので、メーカー41社へのヒアリングをまとめたものです。400円と500円で半分近くを占めるという状況なので、300円は今のガチャでは安い部類に入ります。880円だったスターバックス ジョイフル カプセルあたりと比べると、色を狙って回すハードルもだいぶ低い。
とはいえ発売は12月。カプセルを開けてから、うちの子に前足を差し出してもらうという最大の関門が残っています。4か月あるので、今のうちに肉球を触らせてもらう練習から始めるのが正しい準備かもしれません。