← 一覧へ エンタメ

「ノリで入籍してみたらええやん」の曲名は「ハッピーウェディング前ソング」

TikTokで流れてくる「ノリで入籍してみたらええやん」。この曲はヤバイTシャツ屋さんの「ハッピーウェディング前ソング」です。

出たのは2017年なので、もう9年前の曲になる。それがまたTikTokで回っていて、作った本人まで首をかしげている。

作った本人も謎の音源に驚く

10月7日の午前3時すぎ、ヤバTのこやまたくやがXのサブアカウントでこう書いた。

「TikTokみてたら」から始まって、「まだまだ新鮮に流行っててうれしい」と喜んでいる。ここまでは普通にいい話だ。

ところが続きが「しかも誰が歌ってるか分からん謎の音源で流行ってる」。最後は「誰が歌ってるんだ一体、、、」で終わっている。

つまり、いま伸びている音源は本人たちの歌ではないらしい。作詞作曲した人が、自分の曲のどのバージョンがバズっているのか把握できていない。TikTokの音源あるあるが作者側でも起きていた。

この投稿は約1,200いいね、表示は5.6万ほど。誰が歌っている音源なのかは、記事を書いている時点ではわかっていない。

2017年の曲が何度もバズる理由

「ハッピーウェディング前ソング」は2017年のリリースで、ヤバTの代表曲のひとつだ。音楽メディアのTHE FIRST TIMESは「これまで数多くのリスナーの入籍を後押ししてきた楽曲」と紹介している。

広まったきっかけは踊ってみた動画だった。同じ記事によると、踊ってみたをきっかけに幅広い世代に親しまれ、楽曲の総再生回数は1.3億回を超えている。

TikTokでのブームも今回が初めてではない。2021年7月23日には、こやま本人がTikTokに公式音源を上げていた。

説明文は「ハッピーウェディング前ソングがTikTokで盛り上がりはじめた!嬉しい!乗っかって公式音源をアップしてみました。笑」。5年前にも同じように乗っかっていたわけで、今回は乗っかる先の音源が誰のものかわからない、というのが違いになる。

2023年6月19日には「ハッピーウェディング前ソング(2年以内に別れないver.)」も出ている(曲情報は歌詞サイトのUtaTenに載っている)。結婚式でも安心して使えるようにしたバージョンとして報じられた。

一発撮りで1日100万回

今年に入ってからの追い風もある。7月17日22時、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でこの曲のパフォーマンスが公開された。

THE FIRST TIMESの記事によると、公開から1日あまりで100万回再生を突破した。曲のラストでは「なかなか終わらない」というボケも入っていて、一発撮りの場でもヤバTはヤバTだった。

19日公開のインタビュー回では、ドラムのもりもりもとが“天の声”としてインタビュアーを務めた。THE FIRST TAKEでは史上初の形だったそうだ。

ただ、間が悪かった。1週間前の7月10日に公開されたT.M.Revolutionの「HOT LIMIT」が、THE FIRST TAKE史上最速で1,000万回を突破していたのだ。

こやまのコメントは「この再生数かなり凄いことやのに、西川さんが凄すぎて埋もれる!!!」。100万回でボヤく羽目になったバンドはなかなかいない。

8月には音源も配信

8月28日0時からは、THE FIRST TAKEで歌った「ハッピーウェディング前ソング」と「アルゴリズムの犬」の音源が2曲同時に配信された(THE FIRST TIMES)。

翌29日には、東北楽天ゴールデンイーグルスのTikTokも「💍🎶 ノリで入籍してみたらええやん」でこの曲を使っていた。球団アカウントにまで届いているあたり、ネタとしての強さがわかる。

ライブでも現役の曲だ。公式Xが10月4日に「#ワチャの湯」のタグ付きで出したセットリストでも、9曲目に入っていた。

原曲を聴くならこのあたり

TikTokで聞いて曲名を探していた人は、まず原曲かTHE FIRST TAKE版を聴くのが早い。「ノリで入籍してみたらええやん」のフレーズが出てくれば、それがこの曲だ。

謎の音源の歌い手が誰なのかは、作った本人もまだ探している最中だ。正体がわかったら、こやまがまたXで何か言いそうなので、そっちも気にしておくと面白い。

広告