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YouTuberの「案件」とは?意味・「提供」「タイアップ」「PR」との関係を解説

案件(企業案件)(あんけん) ・ 2026年7月2日 公開

動画の冒頭で「本日は案件をいただきまして…」と切り出すYouTuber。この 「案件」 は、視聴者にとってもすっかりおなじみの言葉になりました。

「案件」とは?

ここでいう案件は 「企業案件」の略で、企業がYouTuberやインフルエンサーに依頼し、自社の商品・サービスを動画内で紹介・宣伝してもらうことを指します。その対価として、企業側はお金や商品などを提供します。つまり、クリエイターにとっては“広告のお仕事”です。

「提供」「タイアップ」「PR」との関係

同じものを、文脈によっていろいろな呼び方をします。

  • 提供動画:概要欄などに「提供:◯◯」と表記することから
  • タイアップ動画:企業とクリエイターの共同制作、という意味合いから
  • PR案件:宣伝(Promotion)である、という意味から

いずれも「企業からお金をもらって紹介している動画」という点は同じです。通常のテレビCMのような“いかにも広告”という形ではなく、クリエイターの個性や動画の流れに自然に溶け込ませて紹介できるのが、案件動画の特徴です。

ステマ規制で「PR表記」が必須に

広告なのにそれを隠して宣伝する「ステルスマーケティング(ステマ)」は、2023年10月から景品表示法で規制の対象になりました。そのため現在は、案件動画には 「#PR」「プロモーションを含みます」などの明示が必要です。視聴者が「これは広告だ」とわかる状態にしておくことが、ルールとして求められています。

「〇〇案件」という広がった使い方

なお、「案件」はネットスラングとして意味が広がり、「まさにそういう状況・展開」を指して「これは〇〇案件」と言うことも増えました。たとえば「猫を拾ってしまうNNN案件」のような使い方です。もとはビジネス用語だった「案件」が、ネットで軽やかに転用されている好例といえます。