「NNN(ねこねこネットワーク)」とは?意味・元ネタ・使い方をやさしく解説
「保護するつもりなんてなかったのに、気づいたら猫が家族になっていた」。猫好きのあいだでは、この“いつのまにか”現象の黒幕として、決まってある組織の名前が挙がります。それが NNN です。
NNNとは?
NNNは「ねこねこネットワーク」の頭文字をとったネットスラング。猫好き(と見込んだ)人間のもとへ、絶妙なタイミングで野良の子猫などを“派遣”し、そのまま飼い主にしてしまうという、猫たちの架空の秘密組織を指します。「ぬこぬこネットワーク」と表記されることもあります。
言うまでもなく、こうした組織が実在するわけではありません。あくまで、猫との予期せぬ出会いや縁を面白がって語るための、ジョーク・都市伝説的なミームです。それでも猫を飼う人の“あるある”を見事に言い当てているため、長く愛され続けています。
元ネタ・由来
発祥は、2000年代半ばの巨大掲示板・2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)の「生き物板」あたりとされています。「野良猫に見初められて飼うことになった」という報告が相次ぐなかで、「これはもう組織的な派遣なのでは」という発想から、NNN=ねこねこネットワークという“設定”が生まれました。2010年代に入るとX(旧Twitter)などSNSにも広まり、猫を保護・お迎えした報告に「#NNN」的なノリが添えられるようになりました。
使い方・例文
猫を(意図せず)迎えることになった状況を、面白おかしく表現するときに使います。
- 「また子猫を拾ってしまった…完全にNNNにロックオンされてる」
- 「玄関先で子猫が鳴いてた。これはNNNの委託案件では?」
- 「猫を飼い始めてから毎年増えてる。うち、NNNの優良物件に認定されてる気がする」
「ロックオン」「優良物件(=飼い主候補)」「派遣」「委託」といった、いかにも“組織”っぽい言い回しとセットで使われるのが定番です。
“NNN案件”はこうして起こる
NNNの仕業とされるのは、たとえば。早朝の玄関先で子猫が鳴いている、愛猫を見送ったあとになぜか猫が家の周りに集まりだす、友人宅の迷い猫を預かったら情が移ってしまう……といった展開。当人にとっては偶然でも、まわりから見れば「見事なNNNの采配」というわけです。
実際、迷い込んだ猫が数奇な縁で家族のもとへ帰ったり、新しい家族を得たりする出来事は後を絶ちません。たとえば友人宅に現れた迷い猫がマイクロチップのおかげで飼い主と再会した話や、庭に居ついた猫とおばあちゃんの物語も、猫好きに言わせれば立派な“NNN案件”かもしれません。
まとめ
NNN(ねこねこネットワーク)は、猫好きの元へ猫を送り込む架空の秘密組織を指すネットミーム。実在はしないものの、「猫は人を選んでやってくる」という猫飼いの実感を、ユーモラスに代弁してくれる言葉です。あなたの周りにも、いつのまにか猫に“ロックオン”された人がいるかもしれません。