「伝説って?」「ああ!」とは?遊戯王GXの元ネタは十代とヨハンの謎会話
「伝説って?」「ああ!」は、質問したのに答えが返ってこない会話を指すネタです。元は遊戯王GXのたった数秒のやりとりでした。
「伝説って?」とは?
アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』で、主人公の遊城十代がヨハン・アンデルセンに「ふーん、伝説って?」と聞いたときの一幕です。
ヨハンはそれに答えません。「ああ!」と返して、ハネクリボーの話に移ってしまいます。
質問がなかったことになって会話だけが先へ進む。この噛み合わなさが笑われて、ネットでは「謎会話」として定着しました。ニコニコ大百科には2015年3月に単独の項目が作られています。
元ネタの場面
出てくるのは『GX』第106話「十代と宝玉獣デッキのヨハン」です。日本での初回放送は2006年10月11日。ヨハンが連れているリス風の生き物「ルビー」を、十代が見つける場面から始まります。
大百科の採録によると、会話の流れはこうです。
ここまでは普通に会話しています。カーバンクルを「伝説上の生き物」と説明され、十代が素直に「伝説って?」と聞き返したところで、話がハネクリボーに飛びます。
そのあとヨハンが「初めて会った気がしないぜ」と言うと、十代は「うん」と即答して握手します。ここまで含めて、初対面とは思えないテンポの良さです。
「ああ!」は何の「ああ!」?
ヨハンの「ああ!」が何に対する返事なのかは、はっきりしません。
- ハネクリボーに気づいた、反射的な声
- 十代への返事
- ルビーへの呼びかけ
どれにも読めるので、大百科も「定かではない」としています。直後に十代が「ハネクリボーが見えるのか?」と聞き返し、ヨハンが精霊が見えると答えるので、ハネクリボーに気づいて話が飛んだと読む人もいます。ただ、どちらにしても「伝説って?」への答えは最後まで出てきません。
ネットでの使われ方
大百科は、「ぬるぽ→ガッ」と似た掛け合いの型になっていると書いています。「伝説って?」と聞かれたら「ああ!」と返す、というセットで使うネタです。たとえば次のような場面で出てきます。
- 質問したのに、話が別の方向へ行ったとき
- 人の話を聞いていない相手に、わざと「伝説って?」と投げるとき
- 返事の「ああ!」だけを、勢いで切り出すとき
動画の世界にも広がっていて、YouTubeにはこの場面を切り出した動画があります。「伝説って????」というタイトルの切り抜きは約28万回再生されています。公式の配信ではなくファンの切り抜きなので、ここには埋め込んでいません。
大百科によると、この言葉を使ったMADもあります。にじさんじの配信でも、このやりとりを引いた掛け合いが使われています。派生として「ふーん、伝説って? あぁ、それってモーム?」と、カードの解説動画のタイトルにこの会話を借りたものもあります。
使い方・例文
- 「この前おすすめしてたやつ何だっけ?」「ああ! それって〇〇?」(質問に答えない側)
- 「で、今日の集合は何時?」「伝説って?」(わざと噛み合わせない)
- グループチャットで話題が急に切り替わったときに「ああ!」とだけ返す
関連する言葉
遊戯王のアニメ発のネタでは、「ずっと俺のターン」の元になったオレのターンが定番です。会話の型という意味では、ぬるぽ・ガッが同じ「決まった返しがある」ネタです。
GXの話題では、2027年2月に発売される『遊戯王 TAG FORCE GX』を扱った発売日と中身の記事もあります。
2026年10月時点では『GX 20th Remaster』がテレビ東京で放送中です。場面の出典はYugipediaの第106話のページです。