「遊戯王 TAG FORCE GX」は2027年2月16日発売、PSP『タッグフォース3』のリメイクで4,950円
9月9日の23時から流れた「Nintendo Direct 2026.9.9」で、『遊戯王 TAG FORCE GX』が発表された。2008年にPSPで出た『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX タッグフォース3』のリメイクで、発売日は2027年2月16日。対応機種はNintendo SwitchとNintendo Switch 2、それにSteam(PC)で、希望小売価格は「4,950円 (本体価格:4,500円)」となっている。
最初に出したのは任天堂だった。23時33分のポストが「『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX タッグフォース3』がリメイクされて登場。『遊戯王 TAG FORCE GX』は、2027年2月16日(火)発売。このダイレクト終了後、予約受付を開始。」という文面で、番組が終わったその足で予約に流し込む段取りだった。
日付が変わった10日の0時13分には【公式】遊戯王OCGも動いて、「本日より予約開始!」と公式サイトを案内している。こちらは映像付きだ。
元は2008年11月27日のPSPソフト、キャッチコピーは「十代最後の相棒はキミだ!」
リメイク元の『タッグフォース3』は、コナミの商品ページを見ると、リリースは「PSP® 2008年11月27日」と書いてある。18年近く前のソフトということになる。ページの見出しに残っているキャッチコピーが「十代最後の相棒はキミだ!」で、アニメGXの十代が主人公として出る最後のタッグフォースだった。
今から遊ぼうとすると詰むのが配信のほうで、同じページには「※ダウンロードサービスは2017年3月31日(金) をもちまして終了いたしました。」の一行がある。注記はこのあと「なおダウンロードサービス終了後もゲームは引き続きお楽しみいただけます。」と続くので、当時買った人の手元では今も動く。ただしこれから始める人はPSP本体と中古のUMDを探しに行くしか手が無く、その状態が9年続いていた。そこにSwitch版が来た、というのが今回の話だ。
シリーズの中身は、アニメの世界でキャラクターと仲良くなりながらタッグを組んでデュエルするデュエルRPG。今作の公式サイトも「アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」の世界を舞台に、100名以上の個性豊かなキャラクターとの交流や、本格的なデュエルを存分に楽しもう!」と書いている。
当時のまま出すのではなく、カードが約200種類増えてオンライン対戦も付く
こういうリメイクで気になるのは「劣化してないか」だと思うが、公式サイトの「リメイクでさらに楽しく!」に並んでいるのは足し算のほうだった。
- 「当時の収録カードに加え、約200種類のカードを追加収録!」
- 「オンライン対戦機能を搭載! ※フリー対戦およびルーム対戦に対応」
- 「「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX タッグフォース / タッグフォース2」のストーリーを閲覧できるギャラリー機能を搭載!」
- 「初めてや久しぶりの方でも安心!カジュアルに楽しめるストーリー難易度追加!」
カードが約200種類増えるので、当時のカードプールで固まっていた環境はそれなりに動く。オンライン対戦はフリー対戦とルーム対戦に対応するが、「※Nintendo Switch及びNintendo Switch 2 でオンライン対戦をお楽しみ頂く場合、「Nintendo Switch Online」 (有料) への加入が必要となります。」という注記が付いているので、そこは別料金だ。
地味に効きそうなのがギャラリー機能で、PSP1作目とTF2のストーリーを読める。シリーズを3から入る人でも前の話を追えるようにしてある、ということらしい。トレーラーでは3Dになったキャラクターとデュエル画面がひととおり見られる。
初回生産限定特典はOCGカード3枚、当時の同梱カード商法がそのまま戻ってきた
パッケージ版の初回生産限定特典として、遊戯王OCGのカードが3枚付く。新規イラストのユベル(プリズマティックシークレットレア)、邪心教典(ウルトラレア)、未来への希望-フューチャーヴィジョン(ウルトラレア)の3枚で、無くなり次第終了とある。ユベルはGX3期のキーキャラなので、新規イラストと聞いて反応した人は多いはずだ。
面白いのはここが原作と揃っていることで、2008年のTF3にも星見獣ガリス、真紅眼の飛竜、ダークネス・デストロイヤーの3枚が同梱されていた。枚数まで同じ3枚で戻してきている。
ダウンロード版のほうは予約特典が別で、『遊戯王 マスターデュエル』のアイテム引き換えコードが付く。中身はイラスト違いの「ユベル」に「邪心教典」「未来への希望-フューチャーヴィジョン」を足したカード3枚(いずれもロイヤル加工・分解不可)と、メイトの「ハネクリボー」。2027年2月15日23時59分までに予約した人が対象だ。紙が欲しいならパッケージ版、マスターデュエルを触っているならDL版、と分かれる作りになっている。
Switch 2版のパッケージはキーカード、Steam版はパッドが要る
買うときに引っかかりそうな注記が公式サイトの製品情報の下にある。「※Nintendo Switch 2 のパッケージ版は「キーカード」での販売となります。」というもので、Switch 2版のパッケージを選ぶ人は形態が違う点を先に見ておいたほうがいい。ここは公式の注記を読むのが早い。
もうひとつ、「※Nintendo Switch 2 ではマウス操作が使用可能です。」の記載もある。カードを並べたり選んだりするゲームとマウスの相性は良さそうなので、Switch 2を持っているならこっちを選ぶ理由になる。
逆にSteam版には「※Steam版はキーボードのみ、またはマウスのみでのプレイには対応していません。」の注記が付いている。PCで遊ぶならコントローラーを用意しておく話になる。発売日は2027年2月16日、Steamストアの表示も4,950円でSwitch版とそろっている。
Xで出ていた質問は「普通のSwitchでも遊べるの?」
発表から一日たった10日の夜、Xにはこんな確認が流れていた。
みんな教えて 遊戯王 TAG FORCE GX(Nintendo Switch 2)ってさ普通のSwitchでも遊べるの?
答えは公式サイトの製品情報に出ていて、パッケージ版もダウンロード版もNintendo Switch 2とNintendo Switchの両方が用意されている。Switch 2専用ではないので、今持っている初代Switchでも遊べる。Switch 2側のマウス操作とキーカード販売の話が先に流れたせいで、専用ソフトだと読んだ人がいたようだ。
もう少し呑気な質問もあった。
遊戯王 TAG FORCE GXとかいうのが出るようですが これってクロノス教頭とも仲良くなれるんですかね?
タッグフォースは主人公勢だけでなく教師陣や脇のキャラともパートナーを組めるのがウリだったシリーズなので、気になるのはそこか、という感じの質問だ。公式が今出しているのは100名以上のキャラクターと交流できるというところまでで、誰と組めるかの一覧はまだ公開されていない。
同じ日のDirectでは『妖怪ウォッチ2 覇道』のSwitch 2版も制作決定が出ていて、前夜にはゼルダの伝説40周年 Directもあり、Directが2日連続で組まれていた。リメイクと周年ものが厚めの2日間だった。
発売までは5か月ある。遊戯王まわりだと12月に高橋和希原画展も控えているので、予約だけ押さえて年末年始をGXで待つ、という過ごし方ができてしまう。