にじさんじCellmates初曲「B.O.G.S」作曲はkemuこと堀江晶太
9月19日の昼、にじさんじのグループ「Cellmates」の公式アカウントが、やたら短い告知を投げてきました。中身は「Cellmates 初オリジナル楽曲」の一行と曲名、そして「本日、20:00」「MVプレミア公開。」の数行だけ。曲名以外はほぼ何も説明していないのに、この投稿のいいねは19日21時の時点で6万3千を超えていました。
予告どおり20時にMVが公開され、1時間ちょっとで再生数は8万8千回を超えました(19日21時ごろ時点)。
「Cellmates」は月ノ美兎ら6人が“刑務作業”をやっているグループ
先にユニットの説明から。VR/VTuberメディアのPANORAによると、Cellmates は「月ノ美兎、剣持刀也、笹木咲、椎名唯華、葛葉、星導ショウの6人からなる、にじさんじ初のグループ」で、隔週金曜日にバラエティ動画を投稿しています。3Dのビジュアルとスタジオを使った企画がメインで、本格始動の発表が3月19日。そこからちょうど半年で初の曲が来た形です。
名前の cellmate は、英語で「同じ監房に入っている相手」を指す単語です。つまり Cellmates は同房仲間で、6人は囚人という設定になっていて、企画は“刑務作業”という名目で回っています。公式が使っているハッシュタグは「#セルメイツ」なので、カナだとセルメイツ読みで合っています。
にじさんじ本体のほうも新ユニットが続いていて、8月にはヴァイオリンとピアノの二人組「RhyZyGy」がデビューしたばかりでした。
曲を作ったのは、kemu こと堀江晶太と dokuro
MVの概要欄に、クレジットがひととおり並んでいます。作詞が Sekimen と dokuro、作曲が堀江晶太と dokuro。ミックスが藤浪潤一郎で、マスタリングが吉良武夫(TEMAS)です。
堀江晶太はPENGUIN RESEARCHのベーシストで、ボカロPとしての名義が kemu。ボカロ側の名前で聞いたほうがピンと来る人のほうが多そうな気がします。
演奏のクレジットも地味に強くて、ドラムが「なおk」、そして「All Other Instruments」が堀江晶太。ドラム以外の楽器は全部ひとりで入れているということになります。
絵まわりは、イラストが猫林。MVの演出とロゴデザインが山田竜聖(NEFTED)で、CGデザインが NoName(NEFTED)。編集やリリックモーション、キャラクターモーションも NEFTED のメンバーが並んでいて、制作チームでまるっと作られています。にじさんじのMVだと、8月末に不破湊が実写のMVを出してざわついたばかりでした。
コメント欄で伸びたのは、防犯カメラの6分割と歌い出しの順番
MVのコメント欄は、秒数を指定した細かい場面の話でよく伸びていました。
多かったのが0分50秒あたり、画面が6分割の防犯カメラ映像になってメンバーが1人ずつ映る場面です。「0:50 6つの防犯カメラ画面に6人が一人一人で写ってんのマジで手のかかる囚人って感じで最高」という声が460を超える高評価を集めていました。
歌い出しの順番に気づいた人もいます。最初にセリフを入れるのが月ノ美兎で、最後が星導ショウ。にじさんじでの活動歴が長い順と新しい順で、両端がきれいに分かれている、という指摘です。ラスサビの3分2秒あたりで後ろからデスボイスが聞こえる、あれは星導じゃないか、という耳のいい人も出ていました。
キャラの立ち方に反応している人も並んでいて、「みんなで計画してわざと収監されたような笑顔してる」「誰一人牢屋に入れられた自分の事悪いと思って無さそうでめっちゃ良い」あたりが代表的なところ。普段の動画とのギャップを突いた「なんでcellmatesって普通の動画見てる分には老人会みたいな雰囲気しか感じないのに曲のサムネになった瞬間覇王色の覇気纏うんだろう」というコメントもありました。
そこから流れて多かったのが、3Dで見たいという要望です。「いつか3Dの囚人服姿でこの曲歌ってるところ見たすぎるな」という書き込みには850以上の高評価が付いていました。3Dスタジオが本拠地のグループなので、ライブで来る可能性はそれなりにありそうです。
「B.O.G.S」が何の略なのかは、まだ明かされていない
肝心のタイトルですが、公式は意味も読み方も出していません。概要欄の1行目にあるのは「── GAME START」の一言だけで、そこから先はクレジットと配信リンクが並ぶだけです。アルファベット4文字を点で区切った形なので何かの頭文字だろうとは思うのですが、現時点で答え合わせになる情報は見当たりませんでした。
ちなみに概要欄の最終行には、こう書いてあります。「このチャンネルはフィクションであり、犯罪行為の推奨や犯罪組織を美化するものではありません。」看板が囚人なので、当然といえば当然の注記ではあります。
配信は9月20日から。囚人設定で1曲通してやり切った6人が、次に何の“刑務作業”をやるのかも含めて、隔週金曜の動画は見ておいて損はなさそうです。