「アソビ★まわり隊!」4人の名前、熱千めらの読み方は“あちちめら”
9月18日の昼12時すぎ、ホロライブの新ユニット「アソビ★まわり隊!」のメンバー4人が一気に出た。キービジュアルもデビューPVも同時公開で、Xの反応もすぐ盛り上がったのだが、その盛り上がりの中身が少し変わっていた。かわいいでもデザインが好みでもなく、「読めない」が先に来ていた。
この公式ポストは公開から3時間ほどで表示180万回を超え、「いいね」も1.3万件付いた。ただ、同じ時間帯のタイムラインに並んでいたのは「にしても名前の読み方がわからん…」「また難しい読み方の娘がいるねw」といった投稿だ。というわけで、まず答えから書く。
百灯・熱千・鈴鳴・宙科、4人の読み方はこれ
カバー株式会社の公式ニュースに読みがそのまま書いてある。引用すると「メンバーは「百灯キョーコ(ひゃくとう きょーこ)」、「熱千めら(あちち めら)」、「鈴鳴つづり(すずな つづり)」、「宙科そぴあ(そらしな そぴあ)」の計4名。」となる。
一番むずかしいのが熱千だろう。「ねっせん」でも「あつち」でもなく「あちち」と読ませる。熱いものを触ったときのあれだ。火消し屋という設定と合わせると納得できるのだが、字面から先に読もうとすると絶対にたどり着かない。
公開直後のXには、読みが出ているのを知らずに推理している投稿もあった。「読み方は分からんけど、百灯(ひゃくとう) 熱千(ねっせん) 鈴鳴(すずなり) 宙科(そらしな) かな??」という予想がその一例で、百灯と宙科は当たり、鈴鳴は「すずな」で一文字惜しく、熱千だけが盛大に外れている。正解を見たあとの感想は「熱千をあちちと読むの音感もいいし可愛いし私、気になります」「『熱千』で『あちち』と読むらしいw」あたりが素直なところだった。
ローマ字表記も公式に出ていて、Hyakuto Kyoko / Achichi Mela / Suzuna Tsuzuri / Sorashina Sopia となる。検索するときはこちらのほうが早いかもしれない。
職業は警官・火消し・郵便屋・宇宙飛行士、なのにアジトはコインランドリー
4人のプロフィールを並べると、設定の作り方が見えてくる。公式の説明はこうだ。
- 百灯キョーコは「拡声器を片手に街を走り回る、情熱系ヒーローポリス。」で、ユニット内の担当は「最強」。「拡声器の必要性を感じないくらい声がでかいが、テンションが上がるので肌身離さず持っている」らしい。
- 熱千めらは「「火の用心じゃ〜!」が口癖の元気な火消し屋のサラマンダー。」で、担当は「ご利益」。
- 鈴鳴つづりは「笑顔と郵便物を届けて回る、ヤギの郵便屋さん。」で、担当は「よしよし」。「渡す手紙を食べてしまう、ふわふわでポンコツな一面も」とある。
- 宙科そぴあは「科学をこよなく愛する、(自称)天才宇宙飛行士。」で、担当は「ひらめき」。「科学の話をしていると、どこからともなく現れ、目をキラキラさせてこちらを見てくる」とのこと。
警察官、消防士、郵便局員、宇宙飛行士。並べると全部が制服の仕事で、しかもわりと真面目な部類に入る。ところがユニットの説明のほうは「町外れのコインランドリーをアジトにして、自分たちの「面白そう!」から始まる「最高の非日常」を求め日々活動している」となっていて、モットーは「アソビの渦で、世界を洗え!」。渦は洗濯槽のことだろう。
このギャップにはXでもツッコミが入っていて、「警察官、消防士、郵便局員、宇宙飛行士と考えるとどれも相当に堅い職業というかしっかりした職業というかなのだけどそいつらが深夜に閉鎖されたコインランドリーで遊び回りたい!っつってつるんでるの、考えてみるとだいぶアウトローだな?」と書いている人もいた。言われてみれば確かに、勤務時間外の制服組がたまり場に集合している図になる。
コインランドリーという場所選びそのものを不思議がる声もあって、「まわり隊の意味は掴めたがコインランドリーが謎だなぁ〜」という投稿もあった。一方で「洗え!」に反応して「コインランドリー…「ホロライブを今一度 洗濯し申し候」ってことぉ!?」と坂本龍馬に寄せた人もいる。どう受け取るかは各自の自由ということでいいと思う。
熱千めらは江戸っ子に可愛がられていたサラマンダー
読み方でいちばん話題を持っていった熱千めらは、本人のXアカウントも同じ日に動き出している。第一声からして語尾が「のじゃ」だった。
「ホロライブの新人VTuber 火消し屋でサラマンダーの熱千めらなのじゃ!」という自己紹介で、この投稿は1.9万以上の「いいね」が付いている。公式プロフィールのほうには「天真爛漫だが、裏では真摯に努力する頑張り屋な性格で、その昔、江戸っ子からも可愛がられていた」という一文があって、江戸の火消しをそのまま引きずってきた存在という設定になっている。だから「のじゃ」なのだろうし、だから担当が「ご利益」なのだろう。
熱千めらがサラマンダー、鈴鳴つづりがヤギということで、4人のうち2人が人ならざる見た目になる。ここに反応して「久しぶりの獣人タレントの追加!」と喜んでいる人もいた。
イラストを描いた人も公開されている。百灯キョーコが松尾省吾、熱千めらが南野あき、鈴鳴つづりが necömi、宙科そぴあが塩かずのこ。VTuber界隈だと絵を描いた人をママ・パパと呼ぶので、今後の配信ではこの4人の名前が呼ばれる場面も出てくるはずだ。
デビューPVで動く4人が見られる
キービジュアルと同時に、デビューPVも公開されている。
アップされたのはユニット公式のYouTubeチャンネルで、タイトルはそのまま「【ホロライブ新ユニット】アソビ★まわり隊! デビューPV」。名前と読みだけでは掴みにくい4人の雰囲気は、ここを見るのが手っ取り早い。設定やイラストをまとめて確認したい場合は、公式のスペシャルページのほうが早い。ユニット公式のXアカウントは @ASOBIMAWARITAI で、こちらはメンバー公開前の9月上旬から動いていた。
ちなみに公式が使っているハッシュタグは「#アソビまわり隊」で、★も!も入らない。名前のほうは「アソビ★まわり隊!」が正式表記なので、検索するときは★なしのほうが引っかかりやすい。
9周年の日に名前だけ出て、11日後に中身が出た
このユニット、名前自体は今月アタマに出ていた。ホロライブ9周年の日に配信された「hololive Next」の第1回で「約2年ぶりとなる新ユニットデビュー決定」として発表されたのがそれで、当時はキャッチコピーの「ようこそウチらのアソビ場へ!」とロゴだけが出ていて、メンバーは1人も公開されていなかった。リリースに書かれていた続報の予定が「【2026年9月内】」だったので、9月18日というのは月内ぎりぎりではなく、わりと早い部類に入る。
「約2年ぶり」で前にあたるのが hololive DEV_IS の FLOW GLOW で、こちらのデビューが2024年11月。ホロメンが4人増えるということは、直近の後輩がまとめて先輩側に押し出されるということでもある。ユニット名だけが出ていた9月7日の時点で、「reglossデビュー時『おぉついにholoxも先輩かぁ』」「FGデビュー時『奏が先輩になる!?』」と歴代の反応を並べたうえで、今回を「枢が先輩に!?!?!?」で締めた投稿が出ていた。後輩が先輩に回る瞬間は毎回そうやって見届けられているらしい。
なお、アジトがコインランドリーと発表されたタイミングで、「たしかスバルが先週ちょうど洗濯機壊れてコインランドリー生活とかって言ってたし まさかこれの匂わせだったのか!?」と過去の雑談配信を掘り返している人もいた。公式は何も言っていないので、あくまでファンの深読みではある。
初配信は24日と25日、全部で5枠
個人のデビュー配信は各メンバーのチャンネル、25日21時のコラボだけはユニット公式チャンネルで行われる。トップバッターが熱千めらで、大トリ前の枠が百灯キョーコという並びだ。4人合わせて5枠を2日でさばくリレー形式なので、追いかける側もそれなりに忙しい。
名前が読めないという話から入ったが、読み方が分かってしまえば覚えるのはむしろ早い。あちち、すずな、そらしな、ひゃくとう。24日の19時までに口に出して慣らしておくと、初配信のコメント欄で困らずに済む。